日本代表

新天地候補には世界屈指のメガクラブの名がズラリ! 鎌田大地が「今夏フリーで獲得可能な選手ベスト20」の上位にランクイン

THE DIGEST編集部

2023.04.14

フランクフルト退団が決定した鎌田。新天地は果たしてどこに? (C) Getty Images

 今季でフランクフルトとの契約が切れるため、その去就が注目されていた鎌田大地だが、クラブ側が長く続けてきた延長交渉が合意に達しなかったことを発表。公式サイトでは以下のように、マルクス・クレシェSDの声明が紹介されている。

【動画】鎌田大地のブンデスリーガでのプレー集
「ダイチ・カマダは近年、フランクフルトで非常に優れたブンデスリーガの選手に成長し、昨季のヨーロッパリーグの優勝で最高潮に達した、クラブの競技面の成長において自身の役割を果たしてきた。我々は今後もダイチを引き留めたいと考えていたが、それは彼の意に沿うものではなかった。彼のクラブへの貢献を感謝するとともに、今後の活躍を願っている」

 ここまで、フランクフルトで公式戦170試合に出場し、37得点・29アシストを記録している日本代表MFは、2017年にサガン鳥栖から加入し、2018-19のシント=トロイデン(ベルギー)への期限付き移籍を経て、以降は「アイントラハト」の中心選手として、躍進を遂げてきた。とりわけ、欧州の舞台では38試合出場・14得点・4アシストという数字以上に貢献度の高さを示している。

 鎌田も、SNSで声明を発しており、「この6年間、アイントラハトのファミリーの皆さんに感謝したいと思います。信じられないような瞬間と思い出がたくさんあり、アイントラハトの歴史創成に貢献できたことを誇りに思います! 決して忘れることはできません」と感謝と喜びの言葉を投稿し、さらに以下のように続けた。

「ファンが創り出すスタジアムの雰囲気と熱気は、僕がサッカーを始めて以来、夢見ていた舞台でした。このスタジアムでプレーしたこと、そして素晴らしいファンの前でプレーしたことを決して忘れません。アイントラハトで、ファンやチームとともに素晴らしいことをたくさん経験できました。シーズンをハッピーエンドで終えるため、全力を尽くします!! DFBポカールを勝ち取ろう!!」

 2017-18シーズン以来となる2度目の国内カップを置き土産にするべく、残りシーズンでのさらなる奮起を誓った鎌田だが、今季限りの退団を表明したことで、彼は移籍市場において注目の銘柄となり、今後はその動向に多くの関心が寄せられることになる。

 英国のサッカー専門サイト『Football365』は、2023年でクラブと契約が切れてフリーでの獲得が可能な選手の「ベスト20」を選出しており、そうそうたる顔ぶれの中に鎌田は、高い順位でランクインされた。なおこの順位は、ドイツの移籍専門サイト『Transfermarkt』が設定した市場価格によるものである。
 
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フリー移籍が可能な選手ベスト20の顔ぶれは?