現地時間4月26日に行なわれたプレミアリーグ第33節で、ブライトンは1-3でノッティンガム・フォレストに敗れた。
【動画】右足インサイドで巻ききれず…三笘薫、58分の決定機逸 ※投稿の白地部分をクリック
欧州カップ戦出場権を狙うチームと降格の危険に晒されているチームの対戦は、ホームの後者が開始11分でPKを得て先制のチャンスを得るも、GKジェイソン・スティールの好守に遭って失敗。すると、ブライトンは38分にソリー・マーチのシュートを相手GKケイラー・ナバスがセーブしてこぼれたところをファクンド・ブオナノッテが詰める。
先制してより優位性を増したと思われたアウェーチームだったが、前半終了間際に相手選手のクロスがパスカル・グロスに当たって軌道が変わる不運で追いつかれると、68分には速攻からダニーロにゴール左隅へ決められて逆転を許し、さらに終了間際にはルイス・ダンクのハンドでPKを献上してトドメを刺された。
痛恨の一敗を喫したこの一戦、三笘薫は左ウイングとしてサイドからの縦の突破でチャンスを創出。ペナルティエリアまで侵入してからのマイナスの折り返しでフリオ・エンシソの決定機を演出するなど、この19歳のFWとは好連係を見せ、また中央でも効果的なプレーが見られたが、一方でフィニッシュでは決定力を欠き、なかでもカウンターからブオナノッテのラストパスを受けての絶好機は決めておきたかったところだ。
クラブもSNSで、59分のこの場面を「電光石火の突撃でファクンドと連係を見せたカオルの巻いたシュートは数インチ枠を外れた」、公式サイトでも「アルビオンにはチャンスがあったが、特に三笘がポストの外側にシュートを外し、同点とすることができなかった」と伝えている。ただ、このプレーだけでなく、前述のエンシソの決定機については「三笘が相手の2選手を置き去りにして敵陣のゴールラインまで迫った」と綴っている。
他にも「中央での崩しから三笘が30ヤードの距離から低いシュート」と、彼のプレーをレポートした他、「日本人選手が左サイドでネコ・ウィリアムズの元に走り込むたびに、ノッティンガムのファンの間には明確な緊張が見られた」と、三笘がマーカーに対して優位性を保ったことを強調した。
現地メディアの報道を見ると、英国公共放送『BBC』も逸機の場面に注目し、「ブオナノッテは2点目を挙げられたかもしれないが、彼が利己的になることなく、ゴール前まで駆け上がった三笘へのパスを選んだ。これでスコアは同点となるところだったが、日本のスターは失敗し、このミスは最終的に重要なものとなってしまった」と報道。なお同メディアの視聴者による採点では、チーム最高の「6.84」が三笘に与えられ、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』では(10点満点)及第点の「6」となっている。
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欧州カップ戦出場権を狙うチームと降格の危険に晒されているチームの対戦は、ホームの後者が開始11分でPKを得て先制のチャンスを得るも、GKジェイソン・スティールの好守に遭って失敗。すると、ブライトンは38分にソリー・マーチのシュートを相手GKケイラー・ナバスがセーブしてこぼれたところをファクンド・ブオナノッテが詰める。
先制してより優位性を増したと思われたアウェーチームだったが、前半終了間際に相手選手のクロスがパスカル・グロスに当たって軌道が変わる不運で追いつかれると、68分には速攻からダニーロにゴール左隅へ決められて逆転を許し、さらに終了間際にはルイス・ダンクのハンドでPKを献上してトドメを刺された。
痛恨の一敗を喫したこの一戦、三笘薫は左ウイングとしてサイドからの縦の突破でチャンスを創出。ペナルティエリアまで侵入してからのマイナスの折り返しでフリオ・エンシソの決定機を演出するなど、この19歳のFWとは好連係を見せ、また中央でも効果的なプレーが見られたが、一方でフィニッシュでは決定力を欠き、なかでもカウンターからブオナノッテのラストパスを受けての絶好機は決めておきたかったところだ。
クラブもSNSで、59分のこの場面を「電光石火の突撃でファクンドと連係を見せたカオルの巻いたシュートは数インチ枠を外れた」、公式サイトでも「アルビオンにはチャンスがあったが、特に三笘がポストの外側にシュートを外し、同点とすることができなかった」と伝えている。ただ、このプレーだけでなく、前述のエンシソの決定機については「三笘が相手の2選手を置き去りにして敵陣のゴールラインまで迫った」と綴っている。
他にも「中央での崩しから三笘が30ヤードの距離から低いシュート」と、彼のプレーをレポートした他、「日本人選手が左サイドでネコ・ウィリアムズの元に走り込むたびに、ノッティンガムのファンの間には明確な緊張が見られた」と、三笘がマーカーに対して優位性を保ったことを強調した。
現地メディアの報道を見ると、英国公共放送『BBC』も逸機の場面に注目し、「ブオナノッテは2点目を挙げられたかもしれないが、彼が利己的になることなく、ゴール前まで駆け上がった三笘へのパスを選んだ。これでスコアは同点となるところだったが、日本のスターは失敗し、このミスは最終的に重要なものとなってしまった」と報道。なお同メディアの視聴者による採点では、チーム最高の「6.84」が三笘に与えられ、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』では(10点満点)及第点の「6」となっている。