日本代表

「インドネシア代表は難敵」森保監督の“賞賛発言”に同国メディアが反応!来年1月アジア杯で対峙する指揮官を総力特集

THE DIGEST編集部

2023.05.14

来年1月のアジア杯で日本と同組になったインドネシアのメディアが森保監督を特集した。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 現地5月11日、2024年1月に開催されるAFCアジアカップの組み合わせ抽選会が開催国カタールのドーハで行なわれ、日本代表はインドネシア、イラク、ベトナムと同組となった。

 これまで4度、同大会を制してアジア王者の座に就いている日本代表は、2011年以来3大会ぶりの頂点に挑む。前回2019年大会は決勝でカタールに敗れて悔しい準優勝。日本代表を率いる森保一監督にとっては、再び優勝を狙うリベンジの舞台でもある。

 ワールドカップ(W杯)には7大会連続で出場し、アジアでは実力、実績とも突出した存在と言える日本代表。同組となった3か国はいずれも侮れない相手ながら、力関係では日本優位であることは疑いの余地はない。それでも組み合わせ抽選会後、森保監督は日本代表が属するグループDの印象を語るにあたって、対戦する3か国への警戒心をあらわにした。

 そんな森保監督の態度と姿勢に、対戦国のひとつであるインドネシアのメディアが反応した。同国のサッカーサイト『Bolatimes.com』が現地5月14日、日本の指揮官の特集記事を掲載したのだ。

 掲載した記事の見出しは「インドネシア代表を難敵と考える日本代表監督、ハジメ・モリヤスのプロフィール」。その内容を見ると、「グループDを地獄のグループとみなしているのは、インドネシア代表だけではない。日本代表のハジメ・モリヤス監督もそう考えているようだ」と報じた。

 そのうえで、「カタールのドーハで行なわれたアジアカップの抽選会後、インドネシア代表を同大会のグループリーグにおける難敵のひとつと賞賛した」と紹介。「この発言を受けてインドネシアのサッカーファンたちは、2023年アジアカップの優勝候補である日本代表の指揮官、モリヤスの実直な態度を称賛した」と続けている。
 
 さらに記事では、「(森保監督は)1993年からJリーグのサンフレッチェ広島で2001年までプレー」「現役時代、日本代表として1992年のアジアカップで母国を初優勝に導いた」など、現役時代の経歴を掲載。指導者となった現在までの足跡も伝えている。

 昨年のカタールW杯で、優勝候補のドイツとスペインをグループステージで破り、2大会連続で決勝トーナメントに進出した日本のセンセーショナルな戦いは、アジア全土に衝撃と興奮を与えた。アジアカップではこれまで以上に、アジア各国の包囲網に晒されるだろう。

 史上初めて2大会連続でアジアカップに臨む森保監督。その手腕もまた、他国から熱い視線を向けられているようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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