現地5月11日、2024年1月に開催されるAFCアジアカップの組み合わせ抽選会が開催国カタールのドーハで行なわれ、日本代表はインドネシア、イラク、ベトナムと同組となった。
これまで4度、同大会を制してアジア王者の座に就いている日本代表は、2011年以来3大会ぶりの頂点に挑む。前回2019年大会は決勝でカタールに敗れて悔しい準優勝。日本代表を率いる森保一監督にとっては、再び優勝を狙うリベンジの舞台でもある。
ワールドカップ(W杯)には7大会連続で出場し、アジアでは実力、実績とも突出した存在と言える日本代表。同組となった3か国はいずれも侮れない相手ながら、力関係では日本優位であることは疑いの余地はない。それでも組み合わせ抽選会後、森保監督は日本代表が属するグループDの印象を語るにあたって、対戦する3か国への警戒心をあらわにした。
そんな森保監督の態度と姿勢に、対戦国のひとつであるインドネシアのメディアが反応した。同国のサッカーサイト『Bolatimes.com』が現地5月14日、日本の指揮官の特集記事を掲載したのだ。
掲載した記事の見出しは「インドネシア代表を難敵と考える日本代表監督、ハジメ・モリヤスのプロフィール」。その内容を見ると、「グループDを地獄のグループとみなしているのは、インドネシア代表だけではない。日本代表のハジメ・モリヤス監督もそう考えているようだ」と報じた。
そのうえで、「カタールのドーハで行なわれたアジアカップの抽選会後、インドネシア代表を同大会のグループリーグにおける難敵のひとつと賞賛した」と紹介。「この発言を受けてインドネシアのサッカーファンたちは、2023年アジアカップの優勝候補である日本代表の指揮官、モリヤスの実直な態度を称賛した」と続けている。
さらに記事では、「(森保監督は)1993年からJリーグのサンフレッチェ広島で2001年までプレー」「現役時代、日本代表として1992年のアジアカップで母国を初優勝に導いた」など、現役時代の経歴を掲載。指導者となった現在までの足跡も伝えている。
昨年のカタールW杯で、優勝候補のドイツとスペインをグループステージで破り、2大会連続で決勝トーナメントに進出した日本のセンセーショナルな戦いは、アジア全土に衝撃と興奮を与えた。アジアカップではこれまで以上に、アジア各国の包囲網に晒されるだろう。
史上初めて2大会連続でアジアカップに臨む森保監督。その手腕もまた、他国から熱い視線を向けられているようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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これまで4度、同大会を制してアジア王者の座に就いている日本代表は、2011年以来3大会ぶりの頂点に挑む。前回2019年大会は決勝でカタールに敗れて悔しい準優勝。日本代表を率いる森保一監督にとっては、再び優勝を狙うリベンジの舞台でもある。
ワールドカップ(W杯)には7大会連続で出場し、アジアでは実力、実績とも突出した存在と言える日本代表。同組となった3か国はいずれも侮れない相手ながら、力関係では日本優位であることは疑いの余地はない。それでも組み合わせ抽選会後、森保監督は日本代表が属するグループDの印象を語るにあたって、対戦する3か国への警戒心をあらわにした。
そんな森保監督の態度と姿勢に、対戦国のひとつであるインドネシアのメディアが反応した。同国のサッカーサイト『Bolatimes.com』が現地5月14日、日本の指揮官の特集記事を掲載したのだ。
掲載した記事の見出しは「インドネシア代表を難敵と考える日本代表監督、ハジメ・モリヤスのプロフィール」。その内容を見ると、「グループDを地獄のグループとみなしているのは、インドネシア代表だけではない。日本代表のハジメ・モリヤス監督もそう考えているようだ」と報じた。
そのうえで、「カタールのドーハで行なわれたアジアカップの抽選会後、インドネシア代表を同大会のグループリーグにおける難敵のひとつと賞賛した」と紹介。「この発言を受けてインドネシアのサッカーファンたちは、2023年アジアカップの優勝候補である日本代表の指揮官、モリヤスの実直な態度を称賛した」と続けている。
さらに記事では、「(森保監督は)1993年からJリーグのサンフレッチェ広島で2001年までプレー」「現役時代、日本代表として1992年のアジアカップで母国を初優勝に導いた」など、現役時代の経歴を掲載。指導者となった現在までの足跡も伝えている。
昨年のカタールW杯で、優勝候補のドイツとスペインをグループステージで破り、2大会連続で決勝トーナメントに進出した日本のセンセーショナルな戦いは、アジア全土に衝撃と興奮を与えた。アジアカップではこれまで以上に、アジア各国の包囲網に晒されるだろう。
史上初めて2大会連続でアジアカップに臨む森保監督。その手腕もまた、他国から熱い視線を向けられているようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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