イタリア・セリエAのミランは現地時間6月6日、クラブのレジェンドであり、テクニカルディレクターを務めていたパオロ・マルディーニの退任を発表した。
クラブは公式サイトで「パオロ・マルディーニが2023年6月5日をもってクラブでの任期を満了することを発表する。ミランのチャンピオンズ・リーグ(CL)復帰やセリエA優勝など、長年にわたる彼の貢献に感謝する」との声明を発し、ジョルジョ・フルラーニCEOは、マルディーニ、そして同時に退任が濃厚(現時点でクラブからは未発表)なスポーツディレクターのフレデリク・マッサーラにも言及している。
「パオロとリッキー(マッサーラ)に感謝の意を表したい。そしてこの数年間、クラブに貢献してくれた協力者全員にも感謝したい。パオロは史上最高の選手のひとりであり、マネジャーとしてリッキーとともに、19回目のスクデット獲得を達成するために重要な役割を果たした。彼らが去ってしまうのは残念だ」
新たな体制下でミランの中心的な役割を担うことになるクラブCEOは、レジェンドとの別れを惜しんだが、この電撃的な人事の原因は、クラブとマルディーニの意見の相違によるものであると現地メディアは報道。昨年6月に2年契約を新たに結んだマルディーニだったが、ミランを買収した「レッドバード・キャピタル」の創設者でCEOのジェリー・カルディナーレとの会談において、今季の成績や来季の補強に向けて考えが合致しなかったという。
6月4日に行なわれたセリエA最終節(対ヴェローナ)の後のセレモニーでピッチに姿を現わしたマルディーニ。ここで現役引退を発表した大功労者のズラタン・イブラヒモビッチを称えるのが、レジェンドの最後の仕事になるとは、選手も予想していなかったようで、先日、ようやく契約延長を発表したばかりのラファエウ・レオンやマイク・メニャンが自身のSNSで意味深な投稿をして注目を集めている。
また、一部のファンもクラブのシンボル的存在への“仕打ち”に対して不満や怒りを表わし、SNSでの書き込みはもちろん、ミランのオフィス「カーサ・ミラン」の前で抗議活動を行なったり、「マルディーニとマッサーラへの連帯を示す」行為として全てのミラニスタに向けて来季のシーズンチケットやグッズの購入のボイコットを呼びかけたりと、様々な行動を起こしている。
クラブは公式サイトで「パオロ・マルディーニが2023年6月5日をもってクラブでの任期を満了することを発表する。ミランのチャンピオンズ・リーグ(CL)復帰やセリエA優勝など、長年にわたる彼の貢献に感謝する」との声明を発し、ジョルジョ・フルラーニCEOは、マルディーニ、そして同時に退任が濃厚(現時点でクラブからは未発表)なスポーツディレクターのフレデリク・マッサーラにも言及している。
「パオロとリッキー(マッサーラ)に感謝の意を表したい。そしてこの数年間、クラブに貢献してくれた協力者全員にも感謝したい。パオロは史上最高の選手のひとりであり、マネジャーとしてリッキーとともに、19回目のスクデット獲得を達成するために重要な役割を果たした。彼らが去ってしまうのは残念だ」
新たな体制下でミランの中心的な役割を担うことになるクラブCEOは、レジェンドとの別れを惜しんだが、この電撃的な人事の原因は、クラブとマルディーニの意見の相違によるものであると現地メディアは報道。昨年6月に2年契約を新たに結んだマルディーニだったが、ミランを買収した「レッドバード・キャピタル」の創設者でCEOのジェリー・カルディナーレとの会談において、今季の成績や来季の補強に向けて考えが合致しなかったという。
6月4日に行なわれたセリエA最終節(対ヴェローナ)の後のセレモニーでピッチに姿を現わしたマルディーニ。ここで現役引退を発表した大功労者のズラタン・イブラヒモビッチを称えるのが、レジェンドの最後の仕事になるとは、選手も予想していなかったようで、先日、ようやく契約延長を発表したばかりのラファエウ・レオンやマイク・メニャンが自身のSNSで意味深な投稿をして注目を集めている。
また、一部のファンもクラブのシンボル的存在への“仕打ち”に対して不満や怒りを表わし、SNSでの書き込みはもちろん、ミランのオフィス「カーサ・ミラン」の前で抗議活動を行なったり、「マルディーニとマッサーラへの連帯を示す」行為として全てのミラニスタに向けて来季のシーズンチケットやグッズの購入のボイコットを呼びかけたりと、様々な行動を起こしている。
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