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海外サッカー

「ヘイルエンド出身の王冠の宝石」アーセナルでもっとも価値を高めた選手はサカ! 冨安健洋の加入時と現在の市場価格の「差額」は!?

THE DIGEST編集部

2023.06.30

アーセナルでもっとも市場価値を高めたサカ。(C)Getty Images

アーセナルでもっとも市場価値を高めたサカ。(C)Getty Images

 昨季、シーズンの長い期間で首位を走りながらも、終盤での息切れでマンチェスター・シティに覇権を奪われたアーセナル。この反省を踏まえ、今夏も例年同様に積極的な戦力補強を展開し、すでにチェルシーからドイツ代表FWのカイ・ハベルツを獲得。マンCと争奪戦を繰り広げていたウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライスとも合意に達したと報じられている。

 また新たな名手を加え、戦闘力を高めようとしている「ガンナーズ」だが、ドイツの移籍専門メディア『transfermarkt』によれば、このクラブの昨季の陣容はマンCに次いで世界で2番目に価値が高く、その市場価格の総額は9億7600万ユーロ(約1460億円)に達するという。
 
 英国のサッカー専門サイト『Planet Football』は、この件について「それはガブリエウ・マルチネッリ、マルティン・ウーデゴー、ウィリアム・サリバら、このクラブで輝きを放ち、加入時から市場価格を飛躍的に上昇させた選手が多くいるためだ」と、理由のひとつを挙げている。

 また、「ヘイルエンドのアカデミー出身でブレイクした、アーセナルで最も貴重な資産である、『王冠の宝石』ブカヨ・サカもいる。下部組織出身選手は彼だけでなく、エミール・スミス・ロウ、エディ・エンケティア、リース・ネルソンのような選手も、今売却することになれば、クラブは莫大な利益を得るだろう」と、育成の成功例となった選手の多さも指摘する。
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