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セルティック、日本人3人のゴールで6連勝! 旗手怜央、前田大然、古橋享梧に加えて初得点の岩田智輝にも現地メディアから高評価と賛辞!

THE DIGEST編集部

2023.10.24

古橋(8)や前田(38)らのゴールでセルティックが快勝!(C)Getty Images

 現地時間10月22日に行なわれたスコティッシュ・プレミアシップの第9節で、セルティックは4-1でハーツ(ハート・オブ・ミドロシアン)を下して6連勝を飾った。

 このアウェーマッチ、4分にマット・オライリーのゴラッソで先制したセルティックでは、日本人選手のゴールショーが展開され、23分に旗手怜央の右からのクロスを前田大然が反応良く合わせて加点。続いて、51分には左から入れられたボールを古橋享梧が確実に決めて3点目を挙げると、64分にホームチームの反撃を許すが、旗手に代わって登場した岩田智輝が81分にゴール前でのルーズボールを叩き込み、勝利を確実なものとした。

 ひとつの試合で3人の日本人選手がゴールを挙げたのは初。多くのチャンスメイクに絡んだ旗手は後半開始直後、古橋が倒されて得たPKでキッカーを務めるも、左ポストを叩いて今季3点目のチャンスを逸した。しかし試合後は、自身のSNSで古橋のセルティック公式戦通算60点目、前田大然のバースデーゴール(誕生日は10月20日)、そして岩田のセルティック初ゴールを、それぞれ祝福。対して岩田は、「今日は僕にとって忘れられない1日です」と投稿している。
 
 現地メディアの報道を見ると、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は日本人選手のプレーについて、「キョウゴがハーツ相手に8試合で8ゴール目」「ホームチームがローレンス・シャンクランドのゴールで1点を返して光明を見出すも、トモキの力強いフィニッシュがリーグ首位のチームの勝利を確定させた」と記述。また、岩田のゴールを「クロスバーの下を直撃する驚異的なシュート」と表現した。

 英国公共放送『BBC』は、「王者チームのパスと思考の速さは、ハーツにとって前半はあまりにも強力だった。中盤ではオライリー、カラム・マグレガー、そして旗手の3人が良い連係を見せて相手を圧倒。この3人は、チームの"エンジンルーム"として圧倒的に優れていた。一方で悪いニュースは、旗手と古橋がまだ、昨季の実績に達していないことだ」とセルティックを評価。なお、視聴者による採点では、岩田が最高の「9.02」を与えられるとともに、「プレーヤー・オブー・ザ・マッチ」にも選定されている

 日刊紙『THE SCOTTISH Sun』は、前田による2点目を「日本の攻撃者は、その印象的なハードワークに相応しいゴールを決めた」と報じ、その他の日本人選手についても「古橋はハーツ相手に素晴らしい記録(8試合8得点)を維持」「岩田は加入から1年が経って、力強いシュートで見事に試合に終止符を打った」と言及。旗手に対しては「セルティックがリードを確立する中で、PKを外す余裕さえあった」と皮肉まじり(?)に綴った。
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4人の日本人選手にいずれも高い採点が付与される