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「守備での安定感、攻撃でも脅威」 CLセビージャ戦で勝利に貢献の冨安健洋、攻守両面で各方面から高評価! UEFAも「称賛を受けるのに十分値する」

THE DIGEST編集部

2023.10.26

CLのセビージャ戦で高評価を得た冨安。(C)Getty Images

 現地時間10月24日に行なわれたチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第3節で、アーセナルは敵地でセビージャを2-1で下し、グループBの首位に返り咲いた。

「ガンナーズ」は前半終了間際にガブリエウ・ジェズスのスルーパスで抜け出したガブリエウ・マルチネッリが、独走から相手GKもかわして先制ゴールを決めると、53分にはジェズスが左サイドから中央にドリブルで切れ込み、技ありのシュートでリードを広げて、セビージャの反撃を58分の1点に止めている。

 このアウェーマッチ、冨安健洋は3日前のプレミアリーグ第9節チェルシー戦で交代出場から「見る者に強い印象を与えた」(アーセナル公式サイト)ことが評価されてか、オレクサンドル・ジンチェンコを抑え、左SBとしてスタメン入り。前節ランス戦以来となるフル出場で、クラブによる「プレーヤー・オブ・ザ・マッチ」にも選定される好パフォーマンスを発揮した。
 
 クラブからは「トミのトップパフォーマンス」と称賛を受け、自身のSNSで「ホームチーム(セビージャ)から勝点3奪取!」と勝利を喜んだ背番号18について、UEFA(欧州サッカー連盟)の公式サイトは「冨安のパフォーマンスは、称賛を受けるのに十分値するものだ。彼はほとんどミスを犯すことはなかった。チームの中では、脆弱な部分として相手から狙われていたにもかかわらず、素晴らしいプレーを見せた」と称賛している。

 現地メディアの報道では、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』が「冨安は3日前のチェルシー戦のスタメンから唯一入れ替わったメンバーである」と紹介し、「ボックスの端からの低いシュートをサイドネットに突き刺した」と攻撃面での特筆すべきプレーを伝え、10点満点の採点では、ジェズスの「9」に次ぐ、チーム2位タイとなる「8」という高評価をつけている。
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「彼のスタメンを維持すべきだろう」との賛辞も