現地時間11月18日、EURO2026予選でフランス代表がジブラルタル代表相手にゴールショーを展開して14-0の圧勝を飾り、来夏にドイツで開催される本大会へ駒を進めたが、これは同国代表にとっての、そしてEURO予選における最多得点勝利となった。
グループBの首位を快走する「レ・ブルー」は、ディディエ・デシャン監督がアマチュア選手主体の格下をニースに迎えた一戦で多くの主力選手を起用。開始3分に相手のオウンゴールで先制すると、前半だけで7点を奪い、後半に入っても容赦なく敵陣のゴールネットを揺らし続け、終わってみれば9人が得点を記録し、キリアン・エムバペはハットトリック、キングスレー・コマンとオリビエ・ジルーはダブルを決めている。
試合後、デシャン監督は「(代表デビューを飾った17歳の)ウォーレン・ザイール・エメリが負傷したことを除けば、完璧な夜だった」とコメント。「このような(大量得点での)勝利を望んでいた」と明かし、「(ジブラルタルにとっては)11人でも大変だっただろうが、(序盤でひとりが退場したことによる)10人ではなおきつかっただろう。我々は相手を尊重する方法を知っており、14得点は悪くなかった」と、相手についても言及した。
この試合では、フランス代表歴代得点ランキング首位のジルーが通算得点を56に伸ばして2位ティエリ・アンリとの差を5に広げた他、46得点(歴代3位)のエムバペは、リオネル・メッシやクリスチアーノ・ロナウドも成し得なかった25歳未満でのキャリア通算300得点に到達するなど、個人の記録も話題になったが、やはりそれ以上の注目がチームの大量得点に注がれている。
同国代表チームの長き歴史において、14ゴールは史上最多。国際試合の黎明期にはイングランド、デンマーク、スイスといった相手に10点以上の大差で敗れたこともあるフランスは、強国となってからも2桁の得点を奪ったのは1995年9月6日のアゼルバイジャン戦(10-0/EURO1996予選)のみだった。近年でのビッグスコアでは、2021年11月13日のカザフスタン戦(8-0/2022年カタールW杯予選)、2020年10月7日の親善試合ウクライナ戦(7-1)などが挙げられる。
あまりに実力差のある相手に対しての、まさに“無慈悲”な猛攻に、英国の日刊紙『DAILY STAR』は「フランスが全力を尽くし、一瞬たりともアクセルを緩めなかったことに対し、SNSでは衝撃と恐怖が入り混じった反応が見られた」と報じ、「フランスは相手に対して憐みを示すべきだ」「この行為は邪悪だ」「相手への尊重が感じられない」「各ゴールを、まるでワールドカップ決勝のように祝っているのは酷い」といった書き込みを紹介するとともに、「レ・ブルーは最初から記録的な勝利を狙っていたのだろう」と綴っている。
グループBの首位を快走する「レ・ブルー」は、ディディエ・デシャン監督がアマチュア選手主体の格下をニースに迎えた一戦で多くの主力選手を起用。開始3分に相手のオウンゴールで先制すると、前半だけで7点を奪い、後半に入っても容赦なく敵陣のゴールネットを揺らし続け、終わってみれば9人が得点を記録し、キリアン・エムバペはハットトリック、キングスレー・コマンとオリビエ・ジルーはダブルを決めている。
試合後、デシャン監督は「(代表デビューを飾った17歳の)ウォーレン・ザイール・エメリが負傷したことを除けば、完璧な夜だった」とコメント。「このような(大量得点での)勝利を望んでいた」と明かし、「(ジブラルタルにとっては)11人でも大変だっただろうが、(序盤でひとりが退場したことによる)10人ではなおきつかっただろう。我々は相手を尊重する方法を知っており、14得点は悪くなかった」と、相手についても言及した。
この試合では、フランス代表歴代得点ランキング首位のジルーが通算得点を56に伸ばして2位ティエリ・アンリとの差を5に広げた他、46得点(歴代3位)のエムバペは、リオネル・メッシやクリスチアーノ・ロナウドも成し得なかった25歳未満でのキャリア通算300得点に到達するなど、個人の記録も話題になったが、やはりそれ以上の注目がチームの大量得点に注がれている。
同国代表チームの長き歴史において、14ゴールは史上最多。国際試合の黎明期にはイングランド、デンマーク、スイスといった相手に10点以上の大差で敗れたこともあるフランスは、強国となってからも2桁の得点を奪ったのは1995年9月6日のアゼルバイジャン戦(10-0/EURO1996予選)のみだった。近年でのビッグスコアでは、2021年11月13日のカザフスタン戦(8-0/2022年カタールW杯予選)、2020年10月7日の親善試合ウクライナ戦(7-1)などが挙げられる。
あまりに実力差のある相手に対しての、まさに“無慈悲”な猛攻に、英国の日刊紙『DAILY STAR』は「フランスが全力を尽くし、一瞬たりともアクセルを緩めなかったことに対し、SNSでは衝撃と恐怖が入り混じった反応が見られた」と報じ、「フランスは相手に対して憐みを示すべきだ」「この行為は邪悪だ」「相手への尊重が感じられない」「各ゴールを、まるでワールドカップ決勝のように祝っているのは酷い」といった書き込みを紹介するとともに、「レ・ブルーは最初から記録的な勝利を狙っていたのだろう」と綴っている。
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