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海外サッカー

2戦連続弾の南野拓実を現地紙は「ベスト11」に選出! 「守備陣を混乱させ、常に違いを生み出した」との賛辞。一方でミス誘発する原因への指摘も

THE DIGEST編集部

2023.12.05

前節のパリSG戦に続いて2戦連続ゴールの南野。(C)Getty Images

前節のパリSG戦に続いて2戦連続ゴールの南野。(C)Getty Images

 現地時間12月3日に行なわれたリーグアン第14節で、モナコはモンペリエを2-0で下して3戦ぶりの白星を挙げた。南野拓実は先制ゴールを決めてこれに貢献している。

 前節にパリ・サンジェルマン相手に2-5の敗北を喫した一戦で1ゴール1アシストと気を吐いた南野は、モンペリエとのホームゲームでも開始9分、ヴァンデルソンのシュートを相手GKが弾いたところへ真っ先に走り込んで先制ゴール。チームとしてクリーンシートを達成したことにより、これが決勝弾となった(2点目は後半アディショナルタイムのウィサム・ベン・イェデル)。

 これで今季通算5得点目に達した背番号18は、69分には自身が受けた足を踏みつけるという悪質なファウルによって相手選手が一発退場となるなど、別の形でもチームに貢献。試合後は、「とても大事な試合であり、勝点3を獲得できたのは素直に嬉しい。一番大事なのはチームの勝利。チャンスを逃した場面も多くあったので、次の試合に向けて改善したいです」とコメントを残した。
 
 アディ・ヒュッター監督から「タキのおかげで先制でき、良いスタートが切れた」と賛辞を贈られた南野について、クラブはSNSで、GKとの接触を恐れずに突進して決めた先制ゴールを「度胸」と表現。また、「魔法の杖」の絵文字を使って、彼が果たした重要な仕事に対して称賛の意を示している。

 一方、公式サイトでは、南野を「タイミングを見極めた男」と表現し、「モンペリエ戦で、彼はチャンスを見逃さずに先制点を決めただけでなく、ボール奪取や攻撃をリードする際にも輝いていた。キーパス5本、シュート3本、ボール奪取3回を記録したタキは、常に攻守両面で積極的にプレーして活躍した」と、彼のプレーをポジティブに総括した。
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