決勝トーナメント１回戦での激突はなくなった。

　アジアカップのグループE最終戦が現地１月25日に行なわれ、２節まで首位だったヨルダンはバーレーンに０-１で敗戦。同２位の韓国は、２連敗で最下位が決定していたマレーシアと大激戦の末に３-３のドローとなった。この結果、E組は逆転でバーレーンが首位突破。韓国は２位、ヨルダンは３位で16強進出を決めた。

【メンバー画像】アジアカップに臨む日本代表26名を一挙紹介！ 　E組１位になれば決勝トーナメント１回戦で日本との対戦が決まるとあって、早期の”日韓戦”も想定されたが、FIFAランク130位の格下相手にまさかの引き分けとなった韓国。母国メディアも落胆の色を隠せない。『朝鮮日報』は「130位マレーシアと屈辱の引き分け」と題した記事で点の取り合いとなったシーソーゲームの模様を詳報。「ボール支配率や、シュート数、枠内シュート数では上回ったものの、セカンドボール争いで後手に回り、クロスから相次いで崩されるなど問題点が露出した」と見解を示した。

　また、サッカー専門サイトの『FourFourTwo』も「130位マレーシアと引き分け”屈辱”クリンスマン号２位」と見出しを打ち、韓国通信社『NEWSIS』は「韓国、マレーシアと３-３引き分け、２位衝撃」と題した記事において、「16強で韓日戦が繰り広げられると期待されたが、予想外の結果で霧散となった」と綴り、落胆の意を露わにしている。

　グループEで２位となった韓国の決勝トーナメント１回戦は、サウジアラビアが有力と言われている。一方、首位突破のバーレーンが31日に日本と対戦することとなっている。

構成●THE DIGEST編集部

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