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アジア杯GS敗退国を米放送局がジャッジ! 日韓が苦戦した東南アジア2か国は好評価も、“得点ゼロ”終戦の中国は「常に失敗」と辛辣

THE DIGEST編集部

2024.01.27

日本と韓国はベスト16に進出したが、GSは苦戦を強いられた。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 日韓を苦しめた東南アジアの新興国が小さくない話題を呼んでいる。
 
 サッカーのアジアカップは、いよいよベスト16が出揃った。3大会ぶり史上5度目の優勝を狙う日本、64年ぶりの頂点を狙う韓国は苦戦を強いられながらも、なんとか決勝トーナメントに進出。他にもオーストラリア、イラン、サウジアラビアといったワールドカップ常連国、開催国カタールを含めたイラクやヨルダンといった中東勢、タイ、インドネシアの東南アジア勢も躍進し、多士済々な顔ぶれが揃った。
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 一方で、熾烈なグループステージを突破できず、カタールの地から去った国もある。米スポーツ専門局『ESPN』のアジア版は、大会から姿を消した8か国を特集。「アジアカップで誇りを持って帰国したチームと失望したチーム」という刺激的な見出しを打ち、早期敗退した8か国の全体的なパフォーマンスを独自にジャッジした。
 
 記事ではまず、最低の「D」ランクに評価されていたのはグループA3位の中国だった。

 3試合で2分け1敗。しかも、同国史上初めて「得点ゼロ」で大会を去る屈辱的な形で幕を閉じた。アジアの巨人について同メディアは「過去2回の準優勝、ベスト8進出を果たしている中国にとって、グループリーグ突破を逃すことは常に失敗とみなされることだ」と言及。特に1ゴールも奪えなかったチームの総合力には、次のように辛辣な評価を下した。

「タジキスタン戦とレバノン戦の引き分けで勝点2を得た中国は、当初は3位の4強入りの可能性を残していたが、グループステージ最終戦の日が近づくにつれ、その望みが消え去るのに時間はかからなかった」
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日韓を苦しめたベトナム、マレーシアは好評価