バルセロナは現地時間2月9日に行なわれたラ・リーガ第23節でセビージャを4-1で下し、リーグでは連勝を3に、公式戦での連続無敗を11(9勝2分け)に伸ばしている。
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その3連勝中のラ・リーガで計12ゴールを挙げるなど、得点力が光るバルサだが、今年に入ってからの公式戦11試合(以下の通り)における総得点は41に達し、地元メディアの『MUNDO DEPORTIVO』紙は、「2025年が幕を開けてから40日間で、その日数を上回る得点数を記録している」と報じ、これがクラブ史上初めてのことだと紹介した。
4-0vsバルバストロ(コパ・デル・レイ)
2-0vsアスレティック・ビルバオ(スーペルコパ)
5-2vsレアル・マドリー(スーペルコパ)
5-1vsベティス(コパ・デル・レイ)
1-1vsヘタフェ(ラ・リーガ)
5-4vsベンフィカ(チャンピオンズリーグ)
7-1vsバレンシア(ラ・リーガ)
2-2vsアタランタ(チャンピオンズリーグ)
1-0vsアラベス(ラ・リーガ)
5-0vsバレンシア(コパ・デル・レイ)
4-1vsセビージャ(ラ・リーガ)
一方、サッカー専門サイト『90min』は、データ専門会社『Opta』からの情報として、年明け後の11試合で41ゴールを奪ったのは、1943年以来の新記録であると報道。新年37日で34ゴールを記録した2010-11シーズン(4度目の欧州制覇を果たしたシーズン)を超えるハイペースであるという。
ジョアン・ジョゼップ・ノゲス監督が率いた82年前のチームでは、13人の選手がゴールを決めて快進撃を展開したが、今回もこの期間ですでに12人のゴールスコアラーが生まれているということで、同メディアは「過去の偉大なチームとシンクロしている今季のバルサは、このままシーズンを駆け抜け、さらなる歴史的偉業を達成することができるか?」と期待を寄せている。
前出の『MUNDO DEPORTIVO』紙も、得点者の多さに注目しているが、その中で牽引役となっているラミン・ヤマル、ロベルト・レバンドフスキ、ラフィーニャの3選手に焦点を当てており、「バルサのトリデンテのゴール数は驚異的な記録に達している」と、こちらは今季ここまでの彼らによるゴールラッシュの凄まじさを強調した。
今季ここまでの公式戦での総得点113のうち、3選手が決めたゴールは65点。また、ゴールへの関与(アシスト)を含めると78に達し、チーム総得点の69%を占めているという3人のFW。その圧倒的な影響力を示すデータとしては、ここまでチームが消化した全36試合の94%にあたる32試合で彼らのいずれかがゴールまたはアシストを記録した、というものもある。
94%の試合でゴールに関与したのは「欧州5大リーグにおける全クラブの、どのアタッキングユニットよりも圧倒的な数字」ということで、彼らがバルサの攻撃において絶対的な存在であることが改めて証明されている。ちなみに2025年だけを見ても、レバンドフスキが8ゴール、これにラフィーニャが続いて7ゴール、そしてヤマルも5ゴールと、猛威は継続中だ。
さて、すでに偉業を成し遂げていると言えるバルサだが、同メディアはこのペースをシーズン終了まで継続することで樹立できる記録に言及。今季ここまで113ゴールを奪っているチームは、歴代得点記録を塗り替える勢いを見せている。
残りのシーズンで、1試合平均3得点以上をキープし、なおかつノックアウト方式のコンペティションで勝ち続けることで最大61試合を戦った場合には、2011-12シーズンにリオネル・メッシらを擁して到達した190ゴールという大記録を超えることも現実味を帯びてくるという。
最低でも、彼らがシーズンを終えるまでに19試合(リーガ15試合、チャンピオンズリーグ2試合、コパ・デル・レイ2試合)は確実に残されており、これまでの得点ペースを維持すれば170ゴールに達する計算になる。これはルイス・エンリケ監督の下で三冠を達成したチーム(2014-15)に匹敵する歴代屈指の得点数である。
ハンジ・フリック監督の下、ピッチ上ではしばしばポジティブな話題を提供している今季のバルサだが、全ての戦いを終えた時、果たして何を生み出しているのか。非常に興味深いところである。
構成●THE DIGEST編集部
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その3連勝中のラ・リーガで計12ゴールを挙げるなど、得点力が光るバルサだが、今年に入ってからの公式戦11試合(以下の通り)における総得点は41に達し、地元メディアの『MUNDO DEPORTIVO』紙は、「2025年が幕を開けてから40日間で、その日数を上回る得点数を記録している」と報じ、これがクラブ史上初めてのことだと紹介した。
4-0vsバルバストロ(コパ・デル・レイ)
2-0vsアスレティック・ビルバオ(スーペルコパ)
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5-1vsベティス(コパ・デル・レイ)
1-1vsヘタフェ(ラ・リーガ)
5-4vsベンフィカ(チャンピオンズリーグ)
7-1vsバレンシア(ラ・リーガ)
2-2vsアタランタ(チャンピオンズリーグ)
1-0vsアラベス(ラ・リーガ)
5-0vsバレンシア(コパ・デル・レイ)
4-1vsセビージャ(ラ・リーガ)
一方、サッカー専門サイト『90min』は、データ専門会社『Opta』からの情報として、年明け後の11試合で41ゴールを奪ったのは、1943年以来の新記録であると報道。新年37日で34ゴールを記録した2010-11シーズン(4度目の欧州制覇を果たしたシーズン)を超えるハイペースであるという。
ジョアン・ジョゼップ・ノゲス監督が率いた82年前のチームでは、13人の選手がゴールを決めて快進撃を展開したが、今回もこの期間ですでに12人のゴールスコアラーが生まれているということで、同メディアは「過去の偉大なチームとシンクロしている今季のバルサは、このままシーズンを駆け抜け、さらなる歴史的偉業を達成することができるか?」と期待を寄せている。
前出の『MUNDO DEPORTIVO』紙も、得点者の多さに注目しているが、その中で牽引役となっているラミン・ヤマル、ロベルト・レバンドフスキ、ラフィーニャの3選手に焦点を当てており、「バルサのトリデンテのゴール数は驚異的な記録に達している」と、こちらは今季ここまでの彼らによるゴールラッシュの凄まじさを強調した。
今季ここまでの公式戦での総得点113のうち、3選手が決めたゴールは65点。また、ゴールへの関与(アシスト)を含めると78に達し、チーム総得点の69%を占めているという3人のFW。その圧倒的な影響力を示すデータとしては、ここまでチームが消化した全36試合の94%にあたる32試合で彼らのいずれかがゴールまたはアシストを記録した、というものもある。
94%の試合でゴールに関与したのは「欧州5大リーグにおける全クラブの、どのアタッキングユニットよりも圧倒的な数字」ということで、彼らがバルサの攻撃において絶対的な存在であることが改めて証明されている。ちなみに2025年だけを見ても、レバンドフスキが8ゴール、これにラフィーニャが続いて7ゴール、そしてヤマルも5ゴールと、猛威は継続中だ。
さて、すでに偉業を成し遂げていると言えるバルサだが、同メディアはこのペースをシーズン終了まで継続することで樹立できる記録に言及。今季ここまで113ゴールを奪っているチームは、歴代得点記録を塗り替える勢いを見せている。
残りのシーズンで、1試合平均3得点以上をキープし、なおかつノックアウト方式のコンペティションで勝ち続けることで最大61試合を戦った場合には、2011-12シーズンにリオネル・メッシらを擁して到達した190ゴールという大記録を超えることも現実味を帯びてくるという。
最低でも、彼らがシーズンを終えるまでに19試合(リーガ15試合、チャンピオンズリーグ2試合、コパ・デル・レイ2試合)は確実に残されており、これまでの得点ペースを維持すれば170ゴールに達する計算になる。これはルイス・エンリケ監督の下で三冠を達成したチーム(2014-15)に匹敵する歴代屈指の得点数である。
ハンジ・フリック監督の下、ピッチ上ではしばしばポジティブな話題を提供している今季のバルサだが、全ての戦いを終えた時、果たして何を生み出しているのか。非常に興味深いところである。
構成●THE DIGEST編集部
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