現地時間2月16日に行なわれたプレミアリーグ第25節で、リバプールはウォルバーハンプトンを2-1で下し、公式戦3試合ぶりの勝利を飾った。
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15分にルイス・ディアスがこぼれ球を身体で押し込んで先制を奪い、37分にはモハメド・サラーのPKで加点した後、67分にマテウス・クーニャの見事なゴールを許すもリードを守り切った本拠地アンフィールドの一戦では、71分に遠藤航がディアスに代わって出場を果たしている。
前節の「マージーサイド・ダービー」で後半アディショナルタイムに失点を喫して追いつかれるという苦い経験をした「レッズ」において、遠藤はリードを守り切るために奮闘。試合後にアルネ・スロット監督は、「ワタ(遠藤)のような選手を投入し、またドミニク・ソボスライを左ウイングに移動させて相手の脅威を抑えようとした」と苦戦時での彼の起用の意図を明らかにし、「ジャレル(・クアンサー)やワタのような選手が、このチームにとっていかに重要かが分かった」と賛辞を贈った(クラブ公式サイトより)。
19分間の出場で「プレーヤー・オブ・ザ・マッチ」に選定されたことからも、そのプレーの効果の程が窺えるが、現地メディアでは英国の日刊紙『The Guardian』が「リーグ首位のリバプールは、後半に盛り返したウォルバーハンプトンを抑え込むうえで、途中出場したクアンサーと遠藤の貢献に大きく助けられた」と伝えている。
遠藤への評価を見ると、日刊紙『Daily Mail』紙は「途中出場した遠藤も、今季は主に短時間の出場に限られているが、同様に重要な役割を果たした。この日本代表キャプテンは、指揮官が求めるようなボール保持の上手さではやや劣るかもしれないが、闘志溢れる選手であり、激しいチャレンジを厭わない」と、背番号3をポジティブに評した。
またライブ実況の記事では、「96分、ペドロ・リマがアンディ・ロバートソンをかわし、ボックス内へ突進する。緊張感が高まる場面だった。しかし、遠藤が身体を投げ出してリマをブロックし、最後の瞬間にファウルをもらった。これは遠藤の大仕事だ!」と賛辞まじりに伝え、彼の19分間のプレーを「戦士のような途中出場」と表現し、以下のように振り返っている。
「この試合でのリバプールのプレーは、全体的に受け身で、中途半端なものが多かった。しかし、遠藤はピッチに入ると、身体を張り、果敢にチャレンジを仕掛け始めた。またしても途中出場から戦士のようなプレーを披露。調子が上がらないリバプールにとっては、非常に大きな勝利となった」
スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は10点満点の採点で及第点の「6」を与え、同採点としたリバプールの地元紙『ECHO』は「立て続けにファウルを犯しながらも、存在感を示そうとした」と寸評を記述。同じく「6」を付与した総合サイト『Liverpool World』は「持ち前のクレバーさを発揮したが、アディショナルタイムに不用意なFKを与えてしまった」と、こちらはネガティブな面にも言及した。
スポーツ専門サイト『VAVEL』の英語版は、「スロット監督の指示を受け、勝利を確実なものとするために中盤で途中出場したが、プレーの大半がサイドに流れていたため、あまり関与することができずに終わった」と総括している(採点は「6」)。
そしてリバプールのクラブ専門メディアでは、『LIVERPOOL.COM』も採点は「6」としたものの、「試合を安定させるために投入されたが、チームのボールポゼッションを大きく改善することはできず。良いプレーもあったが、ペナルティエリア付近で不用意なFKを与えてしまった」と厳しめ。対して『THIS IS ANFIELD』は、「試合を締め括るために必要不可欠な判断力を発揮し、重要なファウル(FK)を2つ獲得した」として、こちらは「7」の高採点を付与した。
構成●THE DIGEST編集部
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15分にルイス・ディアスがこぼれ球を身体で押し込んで先制を奪い、37分にはモハメド・サラーのPKで加点した後、67分にマテウス・クーニャの見事なゴールを許すもリードを守り切った本拠地アンフィールドの一戦では、71分に遠藤航がディアスに代わって出場を果たしている。
前節の「マージーサイド・ダービー」で後半アディショナルタイムに失点を喫して追いつかれるという苦い経験をした「レッズ」において、遠藤はリードを守り切るために奮闘。試合後にアルネ・スロット監督は、「ワタ(遠藤)のような選手を投入し、またドミニク・ソボスライを左ウイングに移動させて相手の脅威を抑えようとした」と苦戦時での彼の起用の意図を明らかにし、「ジャレル(・クアンサー)やワタのような選手が、このチームにとっていかに重要かが分かった」と賛辞を贈った(クラブ公式サイトより)。
19分間の出場で「プレーヤー・オブ・ザ・マッチ」に選定されたことからも、そのプレーの効果の程が窺えるが、現地メディアでは英国の日刊紙『The Guardian』が「リーグ首位のリバプールは、後半に盛り返したウォルバーハンプトンを抑え込むうえで、途中出場したクアンサーと遠藤の貢献に大きく助けられた」と伝えている。
遠藤への評価を見ると、日刊紙『Daily Mail』紙は「途中出場した遠藤も、今季は主に短時間の出場に限られているが、同様に重要な役割を果たした。この日本代表キャプテンは、指揮官が求めるようなボール保持の上手さではやや劣るかもしれないが、闘志溢れる選手であり、激しいチャレンジを厭わない」と、背番号3をポジティブに評した。
またライブ実況の記事では、「96分、ペドロ・リマがアンディ・ロバートソンをかわし、ボックス内へ突進する。緊張感が高まる場面だった。しかし、遠藤が身体を投げ出してリマをブロックし、最後の瞬間にファウルをもらった。これは遠藤の大仕事だ!」と賛辞まじりに伝え、彼の19分間のプレーを「戦士のような途中出場」と表現し、以下のように振り返っている。
「この試合でのリバプールのプレーは、全体的に受け身で、中途半端なものが多かった。しかし、遠藤はピッチに入ると、身体を張り、果敢にチャレンジを仕掛け始めた。またしても途中出場から戦士のようなプレーを披露。調子が上がらないリバプールにとっては、非常に大きな勝利となった」
スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は10点満点の採点で及第点の「6」を与え、同採点としたリバプールの地元紙『ECHO』は「立て続けにファウルを犯しながらも、存在感を示そうとした」と寸評を記述。同じく「6」を付与した総合サイト『Liverpool World』は「持ち前のクレバーさを発揮したが、アディショナルタイムに不用意なFKを与えてしまった」と、こちらはネガティブな面にも言及した。
スポーツ専門サイト『VAVEL』の英語版は、「スロット監督の指示を受け、勝利を確実なものとするために中盤で途中出場したが、プレーの大半がサイドに流れていたため、あまり関与することができずに終わった」と総括している(採点は「6」)。
そしてリバプールのクラブ専門メディアでは、『LIVERPOOL.COM』も採点は「6」としたものの、「試合を安定させるために投入されたが、チームのボールポゼッションを大きく改善することはできず。良いプレーもあったが、ペナルティエリア付近で不用意なFKを与えてしまった」と厳しめ。対して『THIS IS ANFIELD』は、「試合を締め括るために必要不可欠な判断力を発揮し、重要なファウル(FK)を2つ獲得した」として、こちらは「7」の高採点を付与した。
構成●THE DIGEST編集部
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