海外サッカー

「勝利のお守りだ」「唯一の光明」 久保や三笘ら欧州主要リーグで多くの日本人選手がゴール!現地メディアも賛辞、ベスト11選出も

THE DIGEST編集部

2025.02.25

久保(左)や三笘(右)など、欧州各国で多くの日本人選手がゴールを奪った。(C)Getty Images

 先週末も欧州主要リーグで多くの日本人選手が活躍し、ゴールスコアラーとして現地メディアからも高い評価を得ることとなった。

【動画】カウンターから抜け出した三笘薫が鮮やかなループ弾!
 好調の三笘薫はプレミアリーグ第26節サウサンプトン戦でもブライトンの3点目を決めて公式戦3試合連続得点を達成。クラブ専門サイト『WE ARE BRIGHTON.COM』は、「ジョアン・ペドロのフリックでのパスを受けた三笘が、東京駅を出発する新幹線のように速く走り去ると、赤と白のストライプを身に纏った選手には、もはや彼を捕まえる希望はなかった。三笘はGKアーロン・ラムズデイルの上をかすめる素晴らしいフィニッシュを決めた」と、賛辞をまじえて71分の場面を伝えている。

 またラ・リーガ第25節では、ゴールを挙げるたびにそのクオリティーの高さが見る者を感嘆させているレアル・ソシエダの久保建英が、右タッチラインからドリブルでマーカーを抜き去り、さらに巧みな動きで自らシュートコースを生み出してゴールネットを揺らすという絶技で、反撃を狙うレガネスに大きなダメージを与える2点目をホームチームにもたらした。
 
 バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、「久保はソシエダにとって不可欠な存在であり、それを証明し続けている。レガネス戦では今季公式戦7得点目を挙げたが、そのプレーはまさに彼の代名詞とも言える完璧なものだった。彼がゴールを決めるとチームが勝利するというのが、もはや『不文律』となりつつある。実際、彼が得点した試合ではソシエダは無敗を維持している。久保はまさに、『勝利のお守り』だ」と綴っている。

 さらに同メディアは、2022年夏の加入以来、彼が全公式戦で23得点(ラ・リーガでは21点)を記録し、ゴールを挙げた22試合でのチーム成績が21勝1分け無敗であること、そしてラ・リーガではあと1試合これを継続すれば、チキ・ベギリスタイン(21試合で18勝3分け)を抜いてソシエダ史上最長となることを紹介した上で、「ゴールを決めなくても幸運をもたらす存在である」と、過去17アシストを記録した16試合でもやはりチームが無敗(13勝3分け)であることを伝え、「まさに無敵の存在、『お守り』」と続けた。
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