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海外サッカー

「メッシに最も近いパフォーマンス」バロンドールの最有力候補と目されるサラーによる「得点&アシスト」の偉大な記録樹立に専門チャンネルが期待!

THE DIGEST編集部

2025.03.06

バロンドールの最有力候補に挙げられるリバプールのサラー。(C)Getty Images

バロンドールの最有力候補に挙げられるリバプールのサラー。(C)Getty Images

 2024-25シーズンの終盤戦に突入したプレミアリーグで、リバプールは順調に勝点を積み重ね、28試合を消化した時点で2位アーセナルに勝点13差をつけて首位を快走。チャンピオンズリーグ(CL)でも、並み居る欧州の強敵を抑えてリーグフェーズをトップ通過している。

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 その強さを国内外でアピールしている「レッズ」において、攻撃の核として大活躍を続けているのがFWのモハメド・サラーだ。プレミアリーグでは25得点・17アシストで、どちらの項目でもランキング首位。全公式戦での成績は30得点・22アシストに到達するなど、その成績は際立っている。

 現時点での最大の興味は、彼がこの調子を維持して5年ぶりのリーグ優勝、6年ぶりの欧州制覇にチームを導けるかということだろうが、その突出した個人成績により、早くも今年のバロンドールの最有力候補としても、各方面から注目を集めている。スペイン・マドリードのスポーツ紙『MARCA』は、同賞候補者の「パワーランキング」を発表し、ここでもエジプト代表のエースはトップにランクインした。
 
 12の項目による査定によって、現時点でサラーをベストプレーヤーとした同メディアは、「間違いなく、現時点での大本命。今季のパフォーマンスはまさに“満点”と言えるものであり、最低でもプレミアリーグ優勝という形でそれを証明しようとしている。個人としても、全大会を通じてチームの52のゴールに関与。これをわずか39試合で達成しているのだから、まさに驚異的だ」と称賛し、さらに以下のように続けている。

「このままの調子を維持し、チームも好調を維持すれば、今年のバロンドール獲得は確実だろう。しかし、サラー自身もよく理解しているはずだ。残りの3か月で最後のひと踏ん張りを見せ、歴史に名を刻むための努力を怠らないことが必要だということを」

 一方、スポーツ専門チャンネル『ESPN』は、「他に並ぶ者がない」とこの32歳を称賛した上で、その成績(プレミアリーグ)に注目。得点とアシストの合計値「42」は、リーグ内で突出した数字であり、2位アレクサンダー・イサク(ニューカッスル)の「25(19得点・6アシスト)」を大きく引き離しており、欧州5大リーグでもバイエルンのハリー・ケインの「28(21得点・7アシスト)」に大きな差をつけていることを紹介した。
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