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海外サッカー

「幾つかの重要な貢献を果たした」CLパリSG戦でも終盤投入で堅実さ示した遠藤航、現地メディアは軒並み高評価「ザ・クローザー」

THE DIGEST編集部

2025.03.07

遠藤が敵地でのパリSG戦で好プレーを見せた。(C) Getty Images

遠藤が敵地でのパリSG戦で好プレーを見せた。(C) Getty Images

 現地時間3月5日に行なわれたチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド・オブ16第1戦、リバプールはパリ・サンジェルマンに1-0で先勝を飾っている。

【動画】遠藤航が守備で貢献!CLパリSG戦ハイライト
 パリでの一戦は守勢を強いられ、27本(枠内10本)ものシュートを浴びせられた「レッズ」だが、GKアリソンの好守やVARに救われて無失点を維持し、迎えた87分にこの試合2本目のシュート(唯一の枠内)を交代出場のハーベイ・エリオットがゴール左隅に叩き込んで決勝点をゲット。苦しんだ末に、大きなアドバンテージを得てアンフィールドへ帰ることに成功した。
 
 両者スコアレスで緊張感が漂う79分には、遠藤航がライアン・フラーフェンベルフに代わって登場。ゴールを狙うホームチームの激しい攻撃を封じるべく奮闘し、鋭いスライディングタックルでカウンターの目を摘むなどの効果的なプレーも幾度か見せて、アルネ・スロット監督から与えられたタスクを今回も完遂してみせた。

 11分の彼のプレーに対する現地メディアの評価を見ると、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は10点満点の採点で及第点の「6」を与え、日刊紙『Daily EXPRESS』は「勇敢なブロックを除けば、ほとんどボールに触れることはなかった」と振り返りながら、「7」という高採点としている。

 リバプールの地元メディアでは、日刊紙『ECHO』も「7」を付与し、「パリSGが攻撃を続ける中、守備の能力が求められた」と寸評を記述。同採点とした総合サイト『Liverpool World』も、寸評では「幾つか重要な貢献を果たした」と短いながらも、ポジティブに彼のプレーを総括した。

 クラブの専門サイト『THIS IS ANFIELD』の採点はさらに高い「8」で、「途中出場してわずか数分後に、ジョアン・ネベスのカウンターを阻止するスライディングタックルを決め、試合の流れを引き締めた。もっと出場機会を与えられるべき選手による、いつもながらの重要なカメオ出演だった」と、日本代表キャプテンの働きを称賛している。

『LIVERPOOL.COM』は、「彼にとって相性の良い試合だった。試合時間が刻々と減る中、身体を張り、重要なタックルを幾つか成功させた」と、堅実なプレーが求められる中で、持ち味を出し切った遠藤を高く評価し、やはり「7」の高採点を与えた。

 そして、『RUSH THE KOP』も「7.5」の高評価で、「途中出場直後から素晴らしいプレーを見せ、競り合いに勝って、何本もの相手のパスをカットした。今回も『ザ・クローザー』として、見事にその役割を果たした」と、遠藤の代名詞ともなりつつある(それが良いことかどうかは微妙なところもあるが……)“試合を終わらせる”仕事をやり遂げたことを伝えている。

構成●THE DIGEST編集部
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