３月20日、サッカー日本代表は北中米ワールドカップ最終（３次）予選の第７節で、バーレーン代表と埼玉スタジアムで対戦する。日本はこの試合に勝てば８大会連続８度目の本大会出場が決定する。また引き分けた場合でも、同組となっている他国の結果次第では出場が決まる。
【動画】久保建英が股抜きカットインから鮮やかなゴール！

　森保一監督率いる日本は今予選、５勝１分けの勝点16と圧倒的な強さを披露（２位のオーストラリアは勝点７）。今週木曜日に開催されるホームでのバーレーン戦でも、優位に試合を進めることが予想される。

　W杯の切符が懸かるこの試合、欧州各国リーグでプレーする良質のタレントを揃える森保ジャパンの戦いにはもちろん、同じくアジア予選に参加中の隣国からも熱い視線が注がれている。

　３月17日、中国のポータルサイト『捜狐』は日本代表の次戦を特集記事として扱っており、「中国代表にとって、日本代表の試合結果は重要な参考材料となる」などと報じている。

　中国が日本、バーレーンと同組ということで、この両国の対戦結果による今後への影響について論じる内容となっており、「アジア屈指の強豪である日本の本大会進出はほぼ確実視されている。そのため中国代表としては、日本がこの試合で勝利し、バーレーンの競争力を削いでくれることを望んでいる」などと主張している。
  　グループ６か国中、上位２か国が出場権を獲得し、３、４位は４次予選を戦う権利を得る運びになるが、中国とバーレーンはともに勝点６で、６月の最終節には直接対決も控えている。グループCでは日本を除き、他の５か国が僅差で争っていることからも、同メディアは今回の日本とバーレーンの試合結果に大きな関心を寄せる。

　また、今後の展開も占っており、「バーレーン代表は中国と順位争いを繰り広げる可能性があるチームであり、彼らの勝点次第で中国の今後の展開も左右される。もしバーレーンが日本戦で勝点１あるいは３を獲得すれば、中国は今後の試合でより厳しい状況に直面することになる」と指摘している。

　加えて、「逆に、バーレーンが敗北で勝点を得られず、中国が今後の試合でこのライバルを引き離せば、ワールドカップ本大会出場への道が開ける可能性がある」などとも見通している。

　グループCはインドネシア、サウジアラビア（ともに勝点６）も含め、２位以下の争いが混沌としている。W杯出場を目指すアジア各国の戦いは熾烈を極めそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】上田が鮮やかな２ゴール！ リーグ戦では今季５ゴール目！

【動画】前田大然、豪快ヘッドで公式戦５連続弾！

【動画】カウンターから抜け出した三笘薫が鮮やかなループ弾！