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海外サッカー

マイアミ残留、バルサ復帰、日本行き、あるいは引退も!? メッシの2026年以降の「進路」についてスペイン紙が「5つの選択肢」を挙げて予想

THE DIGEST編集部

2025.03.22

今年で38歳を迎えるメッシ。来年のワールドカップをどのような形で迎えるのか。(C) Getty Images

今年で38歳を迎えるメッシ。来年のワールドカップをどのような形で迎えるのか。(C) Getty Images

 先月開幕した新シーズンで、インテル・マイアミのリオネル・メッシは公式戦の出場5試合で4得点・2アシストと活躍を見せているが、現地時間3月16日に行なわれたMLSのアトランタ・ユナイテッド戦でシュートを撃った際に内転筋に違和感を覚え、試合後のMRI検査で負傷が見つかった。

【動画】メッシの今季初となるビューティフルゴール!
 その後、2026年北中米ワールドカップ南米予選のウルグアイ戦、ブラジル戦に臨むアルゼンチン代表のメンバーからは外れることとなったが、ハビエル・マスチェラーノ監督がスポーツ専門チャンネル「ESPN」に語ったところによると、メッシは軽傷ではあるものの、「負担を軽減し、これ以上怪我を悪化させないため」の判断であるという。
 

 そのメッシといえば、怪我の状況以上に注目を集めているのが、2025年いっぱいとなっているインテル・マイアミとの契約を終えた後の去就だ。いまだ世界最高と言える技を披露し続ける驚異の37歳に対しては、幾つもの選択肢があると見られており、彼がいかなる判断を下すのかが非常に興味深いところである。

 もちろん、各国メディアは彼の去就に関する動向を常に追い続けているが、スペインのスポーツ紙『MARCA』もそのひとつであり、「メッシが契約終了後に検討している5つの選択肢」と題した記事において、来年のW杯に万全の状態で臨むために「ラ・プルガ(ノミ)」の愛称を持つ不世出の天才の数ある進路候補を挙げている。

 そのひとつ目は、「最も論理的な選択肢」であるインテル・マイアミとの契約延長。「彼はマイアミでの生活に満足しており、ルイス・スアレス、セルヒオ・ブスケッツ、ジョルディ・アルバといった親しい仲間がおり、さらに監督もマスチェラーノということで、心地よく過ごしている」(同メディア)ということだけが理由ではない。

「アメリカが来年のW杯の開催国であることも忘れてはならない。そしてこの国は、メッシという世界的なスターをリーグの象徴として維持し、MLSの発展を促したいと考えている。インテル・マイアミも、彼との契約を1年延長したいという意向を示している」

 続いて挙げられたのは「ロマンティックな選択肢」で、全てのバルセロナ・ファンが夢見ているという「再びレオがブラウグラナのユニホームを身に纏うこと」。奇しくも現在改築中のカンプ・ノウが2026年オープンというということで、タイミング的にもベストであり、また「契約満了後のフリーでの加入となれば、バルサの財政に大きな影響を与えることはないだろう」と同メディアは指摘し、「この決断が下されれば、メッシは愛するクラブと今度こそ華々しい別れを果たせる」と綴った。

 なお、「ロマンティック」ということでは、彼が少年時代に母国アルゼンチンでプロサッカー選手を目指したクラブであるニューウェルズ・オールドボーイズ入りも「理想的なキャリアの締め括り」の手段のひとつであるとして、「W杯に向けて最高の準備を進めることができる」と、そのメリットを挙げている。
 
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