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海外サッカー

「華麗なドリブルと美しいシュート」 CL出場権獲得がかかった一戦で貴重な先制点を挙げた南野拓実を現地メディアが高評価!「自らの才能に光を当てた」

THE DIGEST編集部

2025.05.12

貴重な先制点を挙げ、CL出場権の獲得に貢献した南野。(C)Getty Images

貴重な先制点を挙げ、CL出場権の獲得に貢献した南野。(C)Getty Images

 モナコは現地時間5月10日に行なわれたリーグ・アン第33節でリヨンを2-0で下し、3位以内を確定させ、来季のチャンピオンズリーグにストレートインでの出場を決めた。

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 アルベール大公も観戦する中、両チームともに幾度もチャンスを迎えながらも無得点の時間が続いたホームゲームで、貴重な先制ゴールを奪ったのは南野拓実だった。62分に速攻からボールを受けると、ドリブルで前進し、ペナルティーエリア内でマーカーの股間を抜くシュートをゴール右隅に突き刺したのだ。モナコはさらにその6分後、セットプレーからデニス・ザカリアのヘッド弾で加点し、最後までリードを守り切った。

 クラブはSNSで「タキが突破口を見つけて先制点を挙げ、スタッド・ルイⅡ世を沸かせた」と伝え、公式サイトでは「タキ、試合を変える男!」「果敢に攻めたモナコは、ついに相手の抵抗を打ち破った。ボールを受けた南野が巧みに仕掛け、見事にシュートをゴール左隅に突き刺した! 日本人選手の素晴らしい一撃は、彼にとって今季リーグ・アン6点目となった」と賛辞を贈っている。
 
 またアディ・ヒュッター監督も、「ザカリアのゴールが勝利を確かなものにしてくれたが、最も重要だったのは南野のゴールだった。というのも、あの時の我々は少し苦戦していたからだ」と、日本代表アタッカーの果たした決定的な仕事を称えた。

 現地メディアの報道を見ると、スポーツ紙『L’EQUIPE』が「負傷したクリントン・マタの代わりに入ったドゥイェ・チャレタ=ツァルの消極的な対応を突いて南野が先制点を奪い、試合を動かした」、日刊紙『LE FIGARO』は「前半は不発だった南野が、受け身になった守備の隙を突いて先制点を挙げた」と、それぞれ伝えている。

 一方、『Le Monde』紙は「リヨンのボールロストから南野が華麗なドリブルを披露し、最後は美しいシュートで締めた!」と称賛。続いて『ouest france』紙は、ライブ実況の記事で「南野がモナコをリードに導く! この日本人選手がチャレタ=ツァルを完全に翻弄し、左足でのシュートによる重要なゴール。これでモナコは、来季のCL出場が事実上確定した!」と報じた。
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