インターナショナルマッチウィークとなっていた先週から今週にかけては、世界中で2026年北中米ワールドカップ予選が行なわれた。
【動画】ハーランドがダメ押し! ノルウェーがイタリアを3-0で一蹴
すでに8大会連続の本大会出場を決めている日本代表は6月5日、アジア最終予選の第9節でオーストラリア代表と敵地で対戦。すでに来夏に向けての準備に重点を置いている森保一監督は7選手を初招集し、そのうち3人をスタメンに選ぶなどの「実験的」(英国の日刊紙『The Guardian』より)な起用で試合に臨んだ。
「サムライブルー」は守備を固めたホームチームに対し、69%のボールポゼッション、相手の2倍以上となる13本のシュート数を記録したが、決定的な場面には至らずに無得点のまま終盤を迎え、90分にアジズ・ベヒッチの劇的決勝弾を許して今予選初の敗北、そしてオーストラリアには2009年6月の南アフリカW杯予選以来12試合ぶりの黒星を喫した。
この一戦についてスポーツ専門チャンネル『ESPN』は「オーストラリアは効果的なプレーを見せたのか、単に運がよかっただけなのか。おそらく、答えはその中間だろうが、彼らの守備は非常に堅固だった。日本はボールを支配していたものの、試合を通して見せたチャンスはわずか(枠内シュート1本)で、決定的なチャンスもなかった。しかしながら、オーストラリアのゴールは完全に流れに逆らったもので、ベヒッチがゴールを決めた時、ファンの間には信じられないという雰囲気が漂った」と伝えている。
一方で同日には、歴史的な大不振に喘ぐブラジル代表がイタリア人名将カルロ・アンチェロッティを新監督に迎えての初戦である南米予選エクアドル戦に臨んだ。果たして結果は、相手を下回るポゼッション(48%)とわずか3本のシュートという乏しい内容の末にスコアレスドローに終わり、自国の総合メディア『Globo』は以下のように綴った。
「初陣は酷い内容だった。スコアは動く気配がなく、90分以上で両チームは何も生み出せなかった。イタリア人監督は、選手をがんじがらめにしたわけでも、自陣に引きこもらせたわけでもない。それにもかかわらず、現状を知らないブラジル人サポーターがピッチ上のパフォーマンスを見たのなら、監督がまだドリバウ・ジュニオールやフェルナンド・ジニスのままだと思ったかもしれない。この貧弱なパフォーマンスを新指揮官のせいにはしないが、彼には非常に多くの課題があるというのが現実であると強調しなければならない」
対して同じくブラジルのスポーツ紙『lance!』は、「特に最初の45分間はパスミスが目立ったが、チームが大きく変わった中で、わずか3回の練習をこなしただけだったことを考えれば、ある程度は理解できる」として、「このエクアドル戦では、アンチェロッティ率いる『セレソン』が何よりも『連帯感のあるチーム』となるであろうことを示した」と今後に向けてのポジティブな点も挙げている。
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すでに8大会連続の本大会出場を決めている日本代表は6月5日、アジア最終予選の第9節でオーストラリア代表と敵地で対戦。すでに来夏に向けての準備に重点を置いている森保一監督は7選手を初招集し、そのうち3人をスタメンに選ぶなどの「実験的」(英国の日刊紙『The Guardian』より)な起用で試合に臨んだ。
「サムライブルー」は守備を固めたホームチームに対し、69%のボールポゼッション、相手の2倍以上となる13本のシュート数を記録したが、決定的な場面には至らずに無得点のまま終盤を迎え、90分にアジズ・ベヒッチの劇的決勝弾を許して今予選初の敗北、そしてオーストラリアには2009年6月の南アフリカW杯予選以来12試合ぶりの黒星を喫した。
この一戦についてスポーツ専門チャンネル『ESPN』は「オーストラリアは効果的なプレーを見せたのか、単に運がよかっただけなのか。おそらく、答えはその中間だろうが、彼らの守備は非常に堅固だった。日本はボールを支配していたものの、試合を通して見せたチャンスはわずか(枠内シュート1本)で、決定的なチャンスもなかった。しかしながら、オーストラリアのゴールは完全に流れに逆らったもので、ベヒッチがゴールを決めた時、ファンの間には信じられないという雰囲気が漂った」と伝えている。
一方で同日には、歴史的な大不振に喘ぐブラジル代表がイタリア人名将カルロ・アンチェロッティを新監督に迎えての初戦である南米予選エクアドル戦に臨んだ。果たして結果は、相手を下回るポゼッション(48%)とわずか3本のシュートという乏しい内容の末にスコアレスドローに終わり、自国の総合メディア『Globo』は以下のように綴った。
「初陣は酷い内容だった。スコアは動く気配がなく、90分以上で両チームは何も生み出せなかった。イタリア人監督は、選手をがんじがらめにしたわけでも、自陣に引きこもらせたわけでもない。それにもかかわらず、現状を知らないブラジル人サポーターがピッチ上のパフォーマンスを見たのなら、監督がまだドリバウ・ジュニオールやフェルナンド・ジニスのままだと思ったかもしれない。この貧弱なパフォーマンスを新指揮官のせいにはしないが、彼には非常に多くの課題があるというのが現実であると強調しなければならない」
対して同じくブラジルのスポーツ紙『lance!』は、「特に最初の45分間はパスミスが目立ったが、チームが大きく変わった中で、わずか3回の練習をこなしただけだったことを考えれば、ある程度は理解できる」として、「このエクアドル戦では、アンチェロッティ率いる『セレソン』が何よりも『連帯感のあるチーム』となるであろうことを示した」と今後に向けてのポジティブな点も挙げている。
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