バルセロナの左ウイング補強が、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド)の獲得で決着しそうだ。当初はニコ・ウィリアムス(アスレティック)やルイス・ディアス(リバプール)を優先し、ラッシュフォードは“プランC”とされていたが、ここへきて状況が大きく動いた。
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ラッシュフォード獲得の構想は今冬にも浮上していたが、当時はアンス・ファティ(現モナコ)が退団を拒否したことで、ファイナンシャル・フェアプレーの枠が確保できず見送られた。しかしその後も水面下で交渉は続き、数か月前には本人が「バルサでプレーしたい」と改めて希望を表明。5月にはハンジ・フリック監督と直接会談し、「バルサの回答を待つ」と明言していたという。移籍形態は買い取りオプション付きの1年レンタルで、契約するにあたりラッシュフォードはユナイテッド時代のおよそ25~30%近い減俸を受け入れたという。
スペイン紙『SPORT』のジョアン・マリア・バトレ氏は「バルサにはヤマルやラフィーニャ不在時の穴を埋め、攻撃のバリエーションを広げられる選手が必要だった。ラッシュフォードは条件に合致する」と評価。さらに「レンタルでの移籍はバルサにとってリスクが少なく、1年後、3000万ユーロで買い取ることになったとしてもかなりお買い得だ」と指摘する。
また、フリック監督の存在も期待を高める要因だ。同紙副編集長のダビド・ボティ氏は「フリックなら戦術的に整った環境を用意し、スピードや突破力、決定力を最大限に引き出せる」と語る。著名ジャーナリスト、サンティアゴ・セグロラも「年齢的にピーク(27歳)を迎えるラッシュフォードは、バルサが求める要素をすべて備えている」と期待を寄せた。
複数ポジションをこなすラッシュフォードだが、フリック監督は左サイドでの起用を構想しているという。精神面の課題を乗り越え、ユナイテッド初期の輝きを取り戻せるか、注目が集まっている。
文●下村正幸
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スペイン紙『SPORT』のジョアン・マリア・バトレ氏は「バルサにはヤマルやラフィーニャ不在時の穴を埋め、攻撃のバリエーションを広げられる選手が必要だった。ラッシュフォードは条件に合致する」と評価。さらに「レンタルでの移籍はバルサにとってリスクが少なく、1年後、3000万ユーロで買い取ることになったとしてもかなりお買い得だ」と指摘する。
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