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海外サッカー

精彩欠く前田大然、ELでの早期交代で最低評価…クラブOBから「移籍が叶わず、気が抜けている」との指摘も

THE DIGEST編集部

2025.09.26

 続いて『Daily Mail』紙は、「FWは調子の上がらないまま、フラストレーションの溜まる前半を過ごし、ほとんどチャンスに絡めず、ハーフタイムで交代となった」と前田の45分間を総括し、採点はチーム単独最低の「4」を付与。さらに低い「3」(チーム最低タイ)とした地元グラスゴーの総合サイト『Glasgow World』の寸評も、やはりネガティブな内容となった。

 
「チャンスメイクの面では孤立。ほとんど試合に絡めなかったが、前半終了時に交代した際、スコットランドの英雄ジェームズ・マクファデンが英国公共放送「BBC」のラジオ番組である『Sportsound』の解説で『大きなサプライズ』と語る場面もあったほどだ。戦術上の判断だったのか、体調面の問題だったのかは不明だが、この試合は彼の強みを活かすものとはならず、厳しい不調は続いている」

 セルティックOBで現在はコメンテーターを務める元イングランド代表のクリス・サットンは、前田が起用されるポジションに注目し、自身のSNSで「前田が下げられた……怪我でないのなら、彼には同情する。サイドで素晴らしい活躍を見せてきた選手が、慣れていないポジションに押し込まれるのは辛いことだ。(センターより)右サイドで起用する方が間違いなく良いはずだ。昨季33ゴールの彼が……セルティックは少し苦境にある」と見解を示している。

 こちらもクラブOBで、監督としても8シーズンを過ごしたニール・レノンは、サットンとは対照的な見方で、「もし移籍が叶わなかったことで気が抜けているなら、それは良くないことだ。彼はセルティックから多くのものを得たし、ここで大きく成長できた。このクラブに多くの恩があるはずだ。だから、移籍が叶わなかったとはいえ、気持ちを入れ直して、願いが叶うその時まで頑張り、周囲に自分が優れた選手であることを示すべきだ」と訴えた(日刊紙『THE SCOTTISH Sun』より)。

構成●THE DIGEST編集部

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