――ここからは少しリラックスした質問を。穴埋め問題です。安部選手、「紺野選手の〇〇が好き、〇〇が嫌い」について答えてください。

安部：なんでもいいですよね？

――もちろんです。

安部：練習場に自動車で送ってくれるところが好きです（笑）。

――安部選手は運転免許を持っていない？

安部：はい。だから、とても助かります（笑）。嫌いなところは……、なんだろうなあ。やっぱり、ドリブルかな。練習中に１対１の局面で仕掛けられると「勘弁してよ」って感じになるので（笑）。

――他にはないですか？自動車の中だと話が長いとか。

安部：そういうことを言うと、乗せてもらえなくなるので（笑）。

――では、紺野選手。「安部選手の〇〇が好き、〇〇が嫌い」について答をお願いします。

紺野：中盤でいろいろなところに顔を出して助けてくれる、献身的なプレーが大好きです。ミニゲームなどで敵になった場合は、安部選手にマークされるのが嫌です（笑）。

――次の質問です。ふたりが「ＦＣ東京でもっともリスペクトしている選手」は？

紺野：森重（真人）選手。

安部：僕も同じです。
  ――理由は？

紺野：例えば、練習場に早く来て、身体のメンテナンスをしっかりしています。こういう選手がプロの世界で長く活躍できるんだということを、間近で学ばせてもらっています。

安部：もうひとり挙げてもいいですか？

――どうぞ、お願いします。

安部：髙萩（洋次郎）選手です。サッカーをよく知っていて、試合中や練習中によく声をかけてくれます。その言葉の一つひとつがとても参考になるし、ピッチの上で戦っていますから。知識と力強さを備えたハイスペックなミッドフィルダーです。

■「小さい頃からサッカー漬けで、プロ以外の道は考えられなかった」（紺野和也）

――では、チーム最高のムードメーカーは？

安部：これは永井選手。だよね？

紺野：そうだね。

安部：分け隔てなくいじってくれます。どんな時も盛り上げてくれますし、今は怪我で全体練習に参加できていませんが、復帰したらチームはさらに活気づくと思います。

紺野：キャンプの時も積極的に声をかけてくれて、チームに馴染ませてくれました。常に明るいので、僕たちも接しやすいです。