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Jリーグ・国内

今季のFC東京は“大卒ルーキー”に注目!安部柊斗&紺野和也がプロ1年目の決意表明【独占インタビュー後編】

白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)

2020.04.10

プロの世界で長生きするためには「貪欲なスタンスが重要」と語った安部。写真:茂木あきら(THE DIGEST写真部)

プロの世界で長生きするためには「貪欲なスタンスが重要」と語った安部。写真:茂木あきら(THE DIGEST写真部)

――確かに。『サッカーダイジェストの選手名鑑2020』で紺野選手のアンケート欄を見ると、「サッカー選手でなかったら?」という質問にも「考えたことありません」と答えていますし、プロへの強いこだわりが窺えます。FC東京U-18出身の安部選手も、当時からプロを意識していましたよね?

安部:そうですね。U-18からトップチームに昇格できなくて悔しい想いもしましたが、小さい頃からサッカーをさせてくれた両親のことを思うと落ち込んでばかりもいられませんでした。結果的に大学経由でプロになれたのは、両親への想いがあったからこそだとも思っています。理由はなんであれ、紺野選手も半端ない覚悟でプロの世界にチャレンジしているはずです。

――ただ、安部選手は選手名鑑のアンケートで、「サッカー選手でなかったら?」という質問に「不動産屋」と答えています(笑)。

安部:えっ(笑)。まあ、機会があれば家を売るような仕事をやるのもありかなと(一同爆笑)。

――最後の質問です。どんなルーキーイヤーにしたいですか?

安部:自分が試合に絡んだうえで、タイトルを獲りたいです。

紺野:僕も試合に出続けてチームの優勝に貢献したいです。
 
【PHOTO】FC東京期待の大卒ルーキーコンビ「安部柊斗&紺野和也」!未掲載写真を一挙公開!

PROFILE
あべ・しゅうと/1997年12月5日生まれ、東京都出身。171センチ・67キロ。杉野百草SS-FC東京U-15むさし―FC東京U-18-明治大(プロ以降はキャリアレコード参照)。J1通算1試合・0得点。J3通算4試合・0得点。大学時代は〝明治大の心臓?として中盤を仕切り、4年次に主要タイトルを総なめにした。運動量とボール奪取力に優れ、攻守両面に顔を出すダイナモで、プレーオフを含むACLの3試合ではルーキーながらもスタメン出場を飾った。メンタル的な強さも持ち合わせたタフな選手だ。

こんの・かずや/1997年7月11日生まれ、埼玉県出身。161センチ・58キロ。柏の葉FC-吉川ホワイトシャーク-C.A.ALEGRE-武南高-法政大(プロ以降はキャリアレコード参照)。J1通算1試合・0得点。J3通算4試合・0得点。「理想はメッシ」という技巧派のドリブラーで、右サイドからのカットインは分かっていても止められないレベルにある。ACLのパース・グローリー戦(グループステージ2節)では途中出場でインパクトを残し、1-0の勝利に貢献。清水戦(2月23日)でJ1デビューを果たしている。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集長)

※『サッカーダイジェスト』2020年4月9日号より転載
 

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