23歳のアレニャに関しては、いきなりの先発出場ながら88％のパス成功率を誇り（久保は100％！）、４つの得点機を創出するなど、傑出した働きだったとし、一方の久保は「ボルダラス監督を魅了するための機会を利用」して２ゴールに絡んだ他、３点目を生み出す可能性もあったと綴った。

　ちなみに、このように各メディアが揃ってポジティブに捉える好スタートを久保が切ったことは、マドリーの他のレンタル選手にも影響を与える可能性があるようだ。
  　南米メディア『EL UNIVERSO』などによると、今季よりドルトムントに２年間の期限で貸し出されている18歳のブラジル人MFレイニエールだが、怪我やコロナ感染もあり、ここまで出場８試合、合計プレー時間は136分にとどまっており、マドリーは強い不満を抱いているという。

　ドルトムント側は契約の継続を望んでいるが、マドリーにはクラブのレジェンドとして現在も良い関係を保つ、現バジャドリー取締役会長の“フェノメノ（怪物）”ロナウドからレンタルの申し入れがあったとされている。久保の例に触発されて、「白い巨人」が再び今冬に“決断”を下す可能性は否めないが、果たして……。

構成●THE DIGEST編集部

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