そんな南野には、チームメイトも期待をかけている。今季、バイエルンから加入し、長く負傷離脱していたものの、ホームでのデビュー戦となったマンチェスター・U戦では中盤で絶大な存在感を示したチアゴだ。彼は試合後、クラブの公式サイトで最近の得点力低下について、「自信を取り戻せば、リバプールが以前のようにゴールを奪えるようになるのか？」と訊かれ、以下のように回答している。

「その通り。前線のメンバーを見てほしい。ビッグ３（フロントスリー）だけでなく、ディブ（オリギ）、シャック（シャキリ）、タキ（南野）もいる。点を取れる選手はたくさんいるんだ。MFやDFにだっている。あとは、どれだけ効果的なチャンスを創れるかだ」
  　チアゴといえば以前、リバプールOBの元イングランド代表FWエミール・ヘスキーが、「南野を助けられる選手」としてその名を挙げており、彼のプレースタイルが南野のそれとフィットする可能性を語っていたが（リバプール専門メディア『Rousing The Kop』より）、２人の共演が南野の得点力をどれだけ引き出せるかを是非確認してみたいものだ。

　リバプールの次戦は21日。バーンリーをアンフィールドで迎え撃つこととなる。

構成●THE DIGEST編集部

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