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海外サッカー

“干される“南野拓実に現地メディアは同情と期待!対してレジェンドは「実力不足」と苦言

THE DIGEST編集部

2021.01.21

 同メディアは、南野がクリスタル・パレス戦で効果的なプレーを見せて以降、リバプールがモハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノの「フロントスリー」で前線を固定し、結果、WBA戦の1得点止まりに終わっていることを紹介し、南野が1分たりともプレーしなかったことを「不思議だ」と綴っている。

 一方、こうしたメディアの南野に対する好意的な見方と対峙するのは、かつてマンチェスター・ユナイテッドで黄金時代を謳歌した元イングランド代表DFのガリー・ネビルだ。

 現在は英国スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』のコメンテーターを務めるレジェンドは、リバプールの「フロントスリー」のこれまでの実績を称賛する一方で、このユニットが4年目を迎えて綻びを見せ始めている中で、それを補う役割を担う南野、ディボック・オリギ、ジェルダン・シャキリが「実力不足」だと語っている。
 
 また、「リバプールの問題はフロントスリーにあるのではなく、ディオゴ・ジョッタの負傷だ」として、今季より加入していきなり得点を量産しているポルトガル代表アタッカーだけが、フロントスリーと肩を並べられる存在だと、G・ネビルは主張する。

 このように、異なる評価を受ける南野だが、『Liverpool Echo』は21日に行なわれるリーグ第18節のバーンリー戦では前線左サイドとして彼のスタメン入りを予想しており、また24日から来月6日までは週2試合の過密日程が続くため、ここでも南野に出場機会は少なからず訪れると見ている。

 これらのチャンスを活かし、コンスタントにピッチに立つに値する選手であることをクロップ監督に認識させるとともに、批判的意見を封じ込められるか。南野は再び、正念場を迎えることとなる。

構成●THE DIGEST編集部

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