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日本代表

「主役から脇役へ降格」久保建英の状況はビジャレアル時代より悪化?“元凶”ボルダラス監督は早期解任の可能性も

THE DIGEST編集部

2021.02.23

 ボルダラス監督の去就については、ラジオ局『COPE』が「アンヘル・トーレス会長が今季終了後の退任を示唆した」と報道しているが、やはりここ数試合の結果次第で決断を早める可能があるようだ。

 所有元レアル・マドリーの専門メディア『Defensa Central』は、この状況に対して「マドリーは、久保には何の責任もないと理解している」と綴っているが、これが続くことは久保の将来に良い影響を及ぼさないことも理解しているだろう。

『AS』はマドリーから各クラブにレンタルされている選手たちの市場価格の変動を、移籍専門メディア『Transfermarkt』のデータを用いて紹介。その中で久保は3000万ユーロ(約38億3400万円)から2000万ユーロ(約25億5600万円)と数か月で大きく下落し、「最も価値を落とした選手のひとり。期待通りのパフォーマンスを見せられず、市場に影響を及ぼした」と綴られている。
 
 ボルダラス体制が続き、現状が今後も続いていくのか。あるいは、再び信頼を取り戻すか。はたまた早期の監督交代で、すでに会長が接触したとされるミチェル(現役時代はレアル・マドリーのレジェンドで、2009年にシーズン途中の監督就任でヘタフェを降格から救い、翌年には欧州カップ出場権をもたらした)の下でプレーするのか。

 ヘタフェで輝きを放ち続け、来季よりマドリーに復帰して主力の座を狙うはずだったが、今やマドリーからの放出の噂も流れており、久保の将来は不透明なものとなっている……。

構成●THE DIGEST編集部
 
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