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日本代表

メッシ&C・ロナウド時代の終焉か。CL敗退で高まる声に元英代表が私見「比較は時期尚早だ」

THE DIGEST編集部

2021.03.12

 若き2人は昨季以来のCLでの合計得点数で33歳のメッシと36歳のC・ロナウドのそれを2倍以上上回るなど、勢いを見せつけているが、ハーグリーブスは「2人は世界最高のヤングプレーヤーであることは否定できないが、メッシとC・ロナウドとはキャリアの長さがまるで違う。彼らは、最高レベルの結果を15年も出し続けてきた」と語る。

「メッシ、C・ロナウドの築いた実績には敬意を払う必要があり、彼らと比較できるのは、エムバペとハーランドが今の結果を5年連続で出してからだ」と訴える元イングランド代表MFは、今回のベテラン2人の早期敗退については「バルサ、ユベントスともに“貧弱”なチームだったことを考慮すべき」とも主張する。なお、メッシ、C・ロナウドともに、国内リーグでは現時点で得点ランキングのトップに君臨している。
 
 このように擁護を受けた盟主2人は現在、その去就が注目されている。昨夏より今季限りでのバルサ退団が噂されるメッシについては、今回のパリSG戦がバルサでの最後のCLとなる可能性もあるが、先日の選挙で会長の座に返り咲いたジョアン・ラポルタ、そしてロナルド・クーマン監督は、絶対的エースの残留に好感触を抱いているようだ。

 一方、ポルト戦では相手の決勝FKの際に壁に入り、背を向けてジャンプしたことでその足元を抜かれてしまったことが、ファンやメディア、そしてOBからも批判を浴びているC・ロナウド。彼にも、クラブの財政難などにより、ユベントス退団の噂が付きまとっているが、試合後すぐに、ファビオ・パラティチSDは「2022年までの契約は厳守される」と声明を出している。

 活きのいい若手の突き上げを食らい、苦悩しながらも奮闘するメッシとC・ロナウド。多くの注目を独占する彼らは、まだまだ主役であり続けるのではないだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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