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海外サッカー

賭博企業に関与のイブラヒモビッチにキャリアの危機⁉容疑者、被害者、偉人…様々な顔を見せる「奇跡の39歳」

THE DIGEST編集部

2021.04.15

 さらに3月2~6日に開催されたサンレモ音楽祭へのゲスト出演についても、調子の低下しているミランから5日間も離脱することには多くの批判的な声が寄せられた。そして1月27日に行なわれたコッパ・イタリア準々決勝での「ミラノダービー」では、インテルのエースであるロメル・ルカクと小競り合いを起こし、ここで人種差別的な発言をしたという疑いをかけられている(後にサッカー連盟は両クラブに罰金を科した)。

 その一方で、2月には自身が“被害者”にもなった。ヨーロッパリーグでセルビアのレッドスターと対戦した際、アウェーゲームでバルカン半島にルーツを持つ彼に対して人種差別的なヤジが浴びせられたのだ。これにより、レッドスターには2万5000ユーロ(約325万円)の罰金と来季の欧州カップ戦2試合無観客という処分が下された。
 
「騒動のデパート」と化している39歳だが、彼が世界のファンを魅了しているのは、ピッチ上で見事な結果を残しているからである。今季は筋肉系の負傷で長期の欠場も強いられたが、復帰するやすぐにゴールを挙げるなど、その威力は衰え知らず。6度のドッピエッタ(1試合2得点)を記録してステーファノ・ピオーリ監督から「並外れたプロ」と称賛された彼は、ついにはスウェーデン代表にも復帰し、5年ぶりの代表戦となったジョージア戦では、テクニカルな決勝点アシストで世界を感嘆させた。

 イブラヒモビッチとの契約延長が間近と報じられているミランは、さらに彼の力を最大限に活かすため、相棒役として4000万ユーロ(約50億円)もの高値がついているフィオレンティーナのセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチの獲得を狙っているといわれ(『Gazzetta dello Sport』より)。

 まだまだ頼られる続ける奇跡・驚異の39歳。それだけに、冒頭の件の結末が非常に気になる。

構成●THE DIGEST編集部

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