そんな興味の他に、久保に関する人々の関心といえば、やはり来季の去就だ。日々、欧州各国のメディアは様々なニュースを報じているが、この日本人選手については、多くがレンタルの継続を予想している。

　日刊紙『EL ESPANOL』や『LA RAZON』、サッカー専門メディア『90min』はレイニエール（ドルトムント）とともに、久保が「プレー機会を求めている」ため、ジネディーヌ・ジダン監督の退任やヴィニシウス・ジュニオールのスペイン国籍取得（に伴うEU圏外枠の空き）の有無にかかわらず、武者修行に出されると報じた。
  　一方、ドイツのスポーツ誌『Kicker』は、今季のマドリーがノンタイトルに終わった原因に「戦力のクオリティー低下」を挙げ、「ダニ・セバージョス、マルティン・ウーデゴー、久保らですら居場所が与えられなかった」ことが誤りだったと指摘しているが、果たして来季、久保が最も希望しているという「白い巨人」の一員としてのプレーが実現する可能性はいか程だろうか。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】久保建英が残留に導く衝撃のミドル弾！ユニホームを脱いで喜びを爆発！