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日本代表

PK戦で4強進出の日本に各国メディアは「苦戦」を強調…殊勲のGK谷には「違いを見せた」と賛辞!

THE DIGEST編集部

2021.08.01

 さらに、韓国を6-3で破ったメキシコの『mediotiempo』は「日本は多くの問題を抱えながらもNZを倒すことに成功」、ブラジルの『Globo』は「多くの苦しみを味わいながら、日本は史上3度目の準決勝進出」と報道。後者は選手個々に対しても言及し、「谷は安定したパフォーマンスとPK戦でのセーブで違いを生んだ。守備では他に、吉田が重要な役割を果たし、橋岡は何とか酒井の仕事をこなした」として、採点でも谷に10点満点中の「7」という最高点を与えた。

 そして、健闘虚しく敗れたNZのメディアでは、『nzherald』が「PK戦で傷心のKO」と快進撃を見せた自国の終戦を惜しみ、「アウトサイダーと見られていたNZが、開催国を限界まで追い詰めた」とその戦いぶりを称賛。そして「チャンスの数などから日本の方が勝利に値するチームではあったが、“キウイ”にとっては残酷な敗北への道となった」とも記述。また、『stuff』はMFジョー・ベルの「本当に良いチームである日本に対し、120分間、100%の力を出し尽くしたチームを誇りに思う」というコメントを紹介している。
 
 一方、準々決勝では延長戦の末にコートジボワールを5-2で下したスペインのメディアも、次ラウンドで対戦が決まった日本について言及。『MUNDO DEPORTIVO』は「久保率いる日本がスペインの準決勝のライバルに」と題した記事で、「謙虚なNZを倒すのに多くの苦しみを味わった」と報じ、『LEVANTE-EMV』は「日本は相手よりも攻撃のアイデアが豊富であり、ゴール前に迫る数やシュート数も多く、PK戦でもより正確だった。そして久保は、とても活発で仲間を助け、最も多くフィニッシュに絡んだ」と綴った。

構成●THE DIGEST編集部

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