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Jリーグ・国内

「彼に引退の選択肢はない」“キングカズ”の鈴鹿との新契約に海外メディアも驚嘆!「 55本のロウソクを吹き消そうという年に」

THE DIGEST編集部

2022.01.12

 海外メディアも、この現役最年長選手に対しては驚きを隠さず、英国の『SPORT BIBLE』は、そのキャリアの長さを示すために、「ライオネル・リッチーがヒットチャートで1位になった年にキャリアをスタートさせたカズは、パリ・サンジェルマンよりも“3歳年上”で、クロップと同年齢」と記述した。

 また「日本代表でも89試合に出場して55ゴールを挙げた、少年たちの憧れの的だった選手」のデビューイヤーを「ディエゴ・マラドーナがメキシコ(ワールドカップ)で『神の手ゴール』『5人抜きゴール』を決めた年。そしてガリー・リネカーがW杯得点王を獲得した年」とも紹介している。
 
 一方、フランスの『Le Parisien』は「彼に引退の選択肢はない。サッカー選手の大多数は30代前半にキャリアを終えるものだが、54歳のミウラはスパイクを脱ぐことを全く考えず、日本の4部リーグのクラブと新たな契約を結んだ。彼は昨季、1分間しかプレーしていないが、兄が率いるチームで『勝つためにプレーする』ことを約束した。『キングカズ』の目標は60歳までプレーすることだ」と伝えた。

 また、イタリアの『Il Messaggero』は、元ジェノアの選手の偉業を「ミウラの寓話は“終わり”という言葉を知らない。間もなく、55本のロウソクを吹き消そうとしている元日本代表のストライカーは、実は4部リーグの闘志溢れるチームと契約を交わしたばかりである。アジアのスポーツ界で最も偉大なアイドルのひとりはサッカーの世界での冒険を続け、37シーズン目にこれまで以上の熱意を注ぎ、その果てしないキャリアにおいて15枚目(日本代表を除く)のジャージを着用する準備をしている」と綴っている。

構成●THE DIGEST編集部
 

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