欧州メディアでは、フランスの通信社『AFP』は「日本が埼玉で容易な勝利。13分に大迫がPK、そこからイトウがヘディングシュートを放ったのは1時間後だったが、それで十分だった」、スペインの『EFE』も「日本は予想通り、何もできなかった中国に対して勝利し、2位を維持。ホームで63%のボールポゼッションを記録し、16本のシュートを中国に浴びせた」と、いずれも一方的な試合だったことを強調した。
フランスのスポーツ紙『L’EQUIPE』は「2位日本と3位オーストラリア(ベトナムに4-0の勝利)がともに勝利して首位サウジにプレッシャーをかけた」とグループの上位争いに注目し、イタリアの『SPORT MEDIASET』は「ブルーサムライが中国を打ち負かし、予選突破にまた一歩前進。火曜日には首位サウジと対戦する」と同様の報じ方だった。
PK獲得、力強いヘッドでの追加点と、大活躍を見せた伊東(ヘンク)の主戦場であるベルギーの専門メディア『WALFOOT』は、彼の他、シント=トロイデンのシュミット・ダニエル、さらにはかつてベルギーのリールセなどでプレーした川島永嗣が招集されていることを紹介した上で、「ヘンクのウイングは2点目のゴールを決め、自身を際立たせた」と報道。また前田大然の所属するセルティックの専門メディア『THE CELTIC WAY』は「マエダは58分に交代出場で、慌ただしい旅をやりがいのあるものとし、勝利に役立った」と伝えた。
最後に、ブラジルの総合メディア『Globo』は、今回も日本代表の戦いを詳しくレポート。この中国戦の戦いぶりについて「倹約的で非効率な攻撃」と厳しく、予選突破に向けて再び状態が悪化していると指摘。森保監督の置かれた立場を表わすのに、「歴代の監督を見ても、ここまで悪い状況はなかった」として「辞任を引き起こす可能性すらある」とまで綴っている。それでも完勝したのは、「中国がはるかに悪かった」からである。
「中国が防御的だったことで、今回は違いを生み出す良い機会だったが、より多くゴールを生み出すチャンスがあったにもかかわらず、日本は圧力を強めてこれらを活かすことを望まず、後半は久保建英を投入しながらも、自然とペースが落ちていった。脆弱な中国に勝つには、それでも十分だったが、サウジを倒すにはより多くのことが求められる」
こう指摘した同メディアは、恒例の全選手採点ではやはり伊東を最優秀選手に挙げて10点満点中の「7.5」を与え、寸評では「立ち上がりからピッチ上で最も危険な選手だった。ほとんどの攻撃プレーに絡み、PKを獲得し、2点目のゴールを奪った。予選3連発を達成したヘンクのウインガーは、日本の主役となった」と賛辞を贈っている。
構成●THE DIGEST編集部
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フランスのスポーツ紙『L’EQUIPE』は「2位日本と3位オーストラリア(ベトナムに4-0の勝利)がともに勝利して首位サウジにプレッシャーをかけた」とグループの上位争いに注目し、イタリアの『SPORT MEDIASET』は「ブルーサムライが中国を打ち負かし、予選突破にまた一歩前進。火曜日には首位サウジと対戦する」と同様の報じ方だった。
PK獲得、力強いヘッドでの追加点と、大活躍を見せた伊東(ヘンク)の主戦場であるベルギーの専門メディア『WALFOOT』は、彼の他、シント=トロイデンのシュミット・ダニエル、さらにはかつてベルギーのリールセなどでプレーした川島永嗣が招集されていることを紹介した上で、「ヘンクのウイングは2点目のゴールを決め、自身を際立たせた」と報道。また前田大然の所属するセルティックの専門メディア『THE CELTIC WAY』は「マエダは58分に交代出場で、慌ただしい旅をやりがいのあるものとし、勝利に役立った」と伝えた。
最後に、ブラジルの総合メディア『Globo』は、今回も日本代表の戦いを詳しくレポート。この中国戦の戦いぶりについて「倹約的で非効率な攻撃」と厳しく、予選突破に向けて再び状態が悪化していると指摘。森保監督の置かれた立場を表わすのに、「歴代の監督を見ても、ここまで悪い状況はなかった」として「辞任を引き起こす可能性すらある」とまで綴っている。それでも完勝したのは、「中国がはるかに悪かった」からである。
「中国が防御的だったことで、今回は違いを生み出す良い機会だったが、より多くゴールを生み出すチャンスがあったにもかかわらず、日本は圧力を強めてこれらを活かすことを望まず、後半は久保建英を投入しながらも、自然とペースが落ちていった。脆弱な中国に勝つには、それでも十分だったが、サウジを倒すにはより多くのことが求められる」
こう指摘した同メディアは、恒例の全選手採点ではやはり伊東を最優秀選手に挙げて10点満点中の「7.5」を与え、寸評では「立ち上がりからピッチ上で最も危険な選手だった。ほとんどの攻撃プレーに絡み、PKを獲得し、2点目のゴールを奪った。予選3連発を達成したヘンクのウインガーは、日本の主役となった」と賛辞を贈っている。
構成●THE DIGEST編集部
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