今節、オマーンに2-2で引き分けて日本との勝点差が3に広がってしまった3位オーストラリアのメディアは一様に悲観的であり、日刊紙『The Sydney Morning Herald』は「ストレートインという希望を実現するためには、残り2試合(日本戦、サウジ戦)の両方に勝ち、なおかつサウジ、日本のどちらかが他のゲームを落とすことを頼りにするしかない」と指摘。もし次節で日本に勝てば、勝点で並び、得失点差(現在3)でもリードを広げることになるが、それでも最終節で格下(ベトナム)相手の日本が有利と見ているようだ。
当該国以外のメディアの反応では、スペインの通信社『EFE』は「日本がカタールW杯に向けて新たな一歩を踏み出した」と伝え、イタリアのスポーツ紙『TUTTO SPORT』と「日本がカタールに近づく」と報道し、南野の先制点について「リバプールの選手がゴールを決め、チームは躍動を始めた」とも綴った。
南野については、リバプールが公式サイトやSNSで「タキが日本のためにゴールを決めた」とレポートし、リバプール専門メディア『THIS IS ANFIELD』も最終予選での初ゴールで「日本の勝利を助けた」と反応したが、こちらは最後に「今冬に移籍が実現しなかった彼は、この後リバプールに戻り、ルイス・ディアスも加わったFW陣でポジション争いの激化に直面する」と“厳しい現実”に言及することも忘れていない。
もちろん、4戦連続のゴールで今回も勝利の最高殊勲者となった伊東の所属クラブであるヘンクも彼の活躍に注目し、SNSに「ジュンヤがまたやった! 素晴らしいゴールとアシスト。我々はこの戦士を誇りに思う」と投稿。また主戦場であるベルギーの総合メディア『WALFOOT』は「イトウが日本代表としてスーパーゴール!」と報道。「この日本人選手は素晴らしいオペレーションを成し遂げた」との賛辞も贈っている。
そして、日本代表の試合を毎回詳しくレポートし、全選手&監督を10点満点の採点で評価するブラジルの総合メディア『globo』は、今回も伊東に単独最高の「8」を与えてマン・オブ・ザ・マッチに選定。「最初から、彼は最も危険な日本人選手だった。2点をリードするまで、彼は全てのチャンスに絡む、アシストとゴールを記録。ゴールは本当に素晴らしかった。直近の4試合のうち3試合で、ベストプレーヤーだった」と絶賛した。
同メディアはまた、この試合での日本を「モリヤスの戦略は、サウジにひとつのチャンスも作らせなかったことで完璧だったと言える。日本はわずかな時間で試合を支配することができた。後半の試合は完全に日本が支配し、ミスを犯すサウジに対し、さらにスコアを動かすチャンスも多くあった」と高く評価し、これまで厳しい言葉を浴びせていた指揮官も採点も「7」とし、「日本は最終予選で最高のパフォーマンス。森保監督がスタメンとした選手はマッチし、最後までその優秀さを保った」と賛辞を贈っている。
構成●THE DIGEST編集部
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南野については、リバプールが公式サイトやSNSで「タキが日本のためにゴールを決めた」とレポートし、リバプール専門メディア『THIS IS ANFIELD』も最終予選での初ゴールで「日本の勝利を助けた」と反応したが、こちらは最後に「今冬に移籍が実現しなかった彼は、この後リバプールに戻り、ルイス・ディアスも加わったFW陣でポジション争いの激化に直面する」と“厳しい現実”に言及することも忘れていない。
もちろん、4戦連続のゴールで今回も勝利の最高殊勲者となった伊東の所属クラブであるヘンクも彼の活躍に注目し、SNSに「ジュンヤがまたやった! 素晴らしいゴールとアシスト。我々はこの戦士を誇りに思う」と投稿。また主戦場であるベルギーの総合メディア『WALFOOT』は「イトウが日本代表としてスーパーゴール!」と報道。「この日本人選手は素晴らしいオペレーションを成し遂げた」との賛辞も贈っている。
そして、日本代表の試合を毎回詳しくレポートし、全選手&監督を10点満点の採点で評価するブラジルの総合メディア『globo』は、今回も伊東に単独最高の「8」を与えてマン・オブ・ザ・マッチに選定。「最初から、彼は最も危険な日本人選手だった。2点をリードするまで、彼は全てのチャンスに絡む、アシストとゴールを記録。ゴールは本当に素晴らしかった。直近の4試合のうち3試合で、ベストプレーヤーだった」と絶賛した。
同メディアはまた、この試合での日本を「モリヤスの戦略は、サウジにひとつのチャンスも作らせなかったことで完璧だったと言える。日本はわずかな時間で試合を支配することができた。後半の試合は完全に日本が支配し、ミスを犯すサウジに対し、さらにスコアを動かすチャンスも多くあった」と高く評価し、これまで厳しい言葉を浴びせていた指揮官も採点も「7」とし、「日本は最終予選で最高のパフォーマンス。森保監督がスタメンとした選手はマッチし、最後までその優秀さを保った」と賛辞を贈っている。
構成●THE DIGEST編集部
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