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日本代表

アーセナル、指揮官も謝罪する完敗劇で現地メディアは厳しい評価。冨安健洋の復帰時期がチームの命運を左右する展開に!?

THE DIGEST編集部

2022.04.05

 N・タバレスの出場は、好パフォーマンスを見せていたティアニーの長期化(今季絶望とも)が予想される膝の負傷によるものであり、代役の終始不安定なプレーは、残りシーズンでのアーセナルに大きな不安を抱かせる材料となってしまっている。そのため、『ESPN』、そしてサッカー専門メディア『90min』は、これに対する策を以下のように提案している。
 
「アルテタ監督には、2つの選択肢がある。このパレス戦でN・タバレス交代後に左SBを務めたMFグラニト・ジャカをそのまま起用し続けること、そして冨安が復帰した後、彼の代役を務めていたセドリク・ソアレスを左に移すことだ」(『ESPN』より)

ふくらはぎ負傷による長い戦線離脱を経て、この試合での復帰が予想されていた冨安。アルテタ監督も「復帰に近いところにいる」と戦前には語っていたものの、またしてもそれは回避されることになったのは、重要な戦力ゆえに、指揮官も慎重な姿勢を崩さず、またセドリクの好調ぶりもこれを可能としていた。

しかし、左SBの緊急事態により、俄かに冨安の復帰時期が、チームの命運を左右する重要な要素のひとつと見られることに……。『90min』は「この“解決策”には長所も短所もあり、論争を巻き起こす可能性もある」と指摘しているが、果たして23歳の日本人選手が今後、どれほどの影響力をチームに対して及ぼすことになるのだろうか。

 また冨安に対しては、イタリアのインテルやユベントスが獲得に関心を向けているとの報道がなされており、その実現の条件のひとつとしてアーセナルがCL出場権を逃した場合ということが挙げられているが、今後のプレミアリーグでの動向によって、彼の去就も賑やかしくなる可能性があり、あらゆる意味で要注目である。

構成●THE DIGEST編集部
 

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