7位は、ミラノダービーが実現した2004-05シーズン準々決勝セカンドレグ。1戦目を0-2で落として後のないインテルは、リターンマッチでもアウェーのミランに先制を許して苦しい状況になるが、そんな中で74分にエステバン・カンビアッソが頭でゴールネットを揺らす。ところが、キーパーチャージとして無効にされ、さらに猛抗議でイエローカードを受けた。
すると、我慢の限界に達したインテル・サポーターが発煙筒を次々にサン・シーロのピッチへ投下する。そのひとつがミランのGKジダの肩をヒットし、試合は中断。場内放送での注意も効果なく、試合は強制終了となり、ミランの3-0での勝利が宣告されて、インテルには6試合の無観客試合と千万円単位の罰金が科せられた。
6位は、2004-05シーズンのラウンド・オブ16チェルシー対バルサ戦。前者は1-2でアウェーでのファーストレグを落としたが、試合後、モウリーニョ監督がディディエ・ドログバを累積警告で退場させたアンデルス・フリスク主審を批判、さらにハーフタイムにバルサのフランク・ライカールト監督が密談していたと語り、不正の存在を窺わせた。
これにより、フリスク主審は執拗な脅迫を受けるようになり、家族の身を案じたスウェーデン人審判は引退を決意。モウリーニョ監督はUEFAの審判委員とも舌戦を繰り広げた後、罰金と2試合のベンチ入り禁止の処分を下された。
5位は、2017-18シーズン準々決勝のレアル・マドリー対ユベントス戦。ホームでのファーストレグを0-3で落としたユベントスは、しかし敵地サンチャゴ・ベルナベウで61分までに3点を先取して意地を見せ、このまま延長戦に突入すると思われたが、後半アディショナルタイム、ロナウドが頭で落としたボールを詰めようとしたルーカス・バスケスをメディ・ベナティアが倒したとしてPKを宣告される。
この微妙な判定に、GKジャンルイジ・ブッフォンがこれまでに見せたことがないほどの怒りを爆発させ、マイケル・オリバー主審に詰め寄って即退場となる。守護神は試合後、「人間じゃない。彼の感性はゴミ箱だ」と、イングランド人審判を口撃した。
4位は、2010-11シーズンのラウンド・オブ16、バルサ対アーセナル戦。ファーストレグを2-1で制したアーセナルは、敵地カンプ・ノウでのリターンマッチで先制を許すも、53分にオウンゴールで追いつく。しかし、その3分後、オフサイドの笛が鳴った後にロビン・ファン・ペルシがプレーを続けたことで、2度目の警告を受けて退場となった。
オランダ人FWは「歓声で笛が聞こえなかった」と訴えるも、受け入れられず、数的不利を強いられたアウェーチームはその後、2失点を喫して逆転敗退となった。これは、試合結果に影響する判定として、マッシモ・ブサッカ主審には、多くの批判が浴びせられた。
すると、我慢の限界に達したインテル・サポーターが発煙筒を次々にサン・シーロのピッチへ投下する。そのひとつがミランのGKジダの肩をヒットし、試合は中断。場内放送での注意も効果なく、試合は強制終了となり、ミランの3-0での勝利が宣告されて、インテルには6試合の無観客試合と千万円単位の罰金が科せられた。
6位は、2004-05シーズンのラウンド・オブ16チェルシー対バルサ戦。前者は1-2でアウェーでのファーストレグを落としたが、試合後、モウリーニョ監督がディディエ・ドログバを累積警告で退場させたアンデルス・フリスク主審を批判、さらにハーフタイムにバルサのフランク・ライカールト監督が密談していたと語り、不正の存在を窺わせた。
これにより、フリスク主審は執拗な脅迫を受けるようになり、家族の身を案じたスウェーデン人審判は引退を決意。モウリーニョ監督はUEFAの審判委員とも舌戦を繰り広げた後、罰金と2試合のベンチ入り禁止の処分を下された。
5位は、2017-18シーズン準々決勝のレアル・マドリー対ユベントス戦。ホームでのファーストレグを0-3で落としたユベントスは、しかし敵地サンチャゴ・ベルナベウで61分までに3点を先取して意地を見せ、このまま延長戦に突入すると思われたが、後半アディショナルタイム、ロナウドが頭で落としたボールを詰めようとしたルーカス・バスケスをメディ・ベナティアが倒したとしてPKを宣告される。
この微妙な判定に、GKジャンルイジ・ブッフォンがこれまでに見せたことがないほどの怒りを爆発させ、マイケル・オリバー主審に詰め寄って即退場となる。守護神は試合後、「人間じゃない。彼の感性はゴミ箱だ」と、イングランド人審判を口撃した。
4位は、2010-11シーズンのラウンド・オブ16、バルサ対アーセナル戦。ファーストレグを2-1で制したアーセナルは、敵地カンプ・ノウでのリターンマッチで先制を許すも、53分にオウンゴールで追いつく。しかし、その3分後、オフサイドの笛が鳴った後にロビン・ファン・ペルシがプレーを続けたことで、2度目の警告を受けて退場となった。
オランダ人FWは「歓声で笛が聞こえなかった」と訴えるも、受け入れられず、数的不利を強いられたアウェーチームはその後、2失点を喫して逆転敗退となった。これは、試合結果に影響する判定として、マッシモ・ブサッカ主審には、多くの批判が浴びせられた。