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海外サッカー

スペイン各紙が久保建英にチーム最高評価! リーガ100試合目を白星で飾り本人は「ベリーグッドな試合!」と歓喜の投稿

THE DIGEST編集部

2022.09.20

 クラブから、セルロートともに「この夜の最初の主人公」と称された21歳の日本人選手について、現地メディアの報道を見ると、『MARCA』紙はアシスト場面を「(GK)アルバロ・フェルナンデスの財布を盗んだ」と表現して、抜け目なく、巧妙なプレーだったことを強調し、3点満点の採点では、他の多くのチームメイトとともに「2」を与えている。

 また同メディアは、ここまで勝点を奪った4試合全てが新加入選手の貢献であることに注目し、ソシエダの補強を評価した記事の中で、久保を「決勝点を挙げた開幕戦カディス戦以降は、素晴らしい契約だったとみなされており、多くのハイクオリティな攻撃プレーを披露し、オモニア戦、今回のエスパニョール戦ではセルロートをアシストした」と改めて評価した。
 
 一方、同じくマドリードのスポーツ紙である『AS』は、「サイドで相手守備陣を困らせ、頻繁に勝負を仕掛けて、センターにも脅威を与えた。相手GKのミスを誘発し、セルロートの先制点をお膳立てした」と評価。「ゴールを決めたのは、ほとんどこの日本人選手だった」とも綴り、こちらも3点満点中2点の高採点としている。

 続いて、バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は「どこからともなく現われて、素晴らしい貢献を果たした。純粋に休みなく動き回り、相手チームにとっては鬱陶しい存在だった。タケは相手GKからボールをかすめ取り、セルロートのゴールに結びつけた」と、こちらもポジティブに評し、その働きぶりを「サルサの踊り手」と表現した。

 バスクの地元紙『noticias de Gipuzkoa』は10点満点の採点で、メンデス、マルティン・スビメンディと並んで最高タイの「8」とし、寸評では「並外れた努力と献身性。ボールを失っても諦めることなく、前線のあらゆる場所に現われた。先制点の場面では、主人公となっている。彼は常に、多くの正しいプレーを見せた。称賛に値する」と評されている。

 また、「スビメンディ、ブライス、久保、メリーノ、そしてダビド・シルバといったレベルの選手を擁していることで、物事はよりシンプルになり、このリーグのほとんどの試合において、ソシエダが相手チームより優れているのは普通のことである」と、同メディアはこのチームのポテンシャルの高さを指摘した。

 最後に、サッカー専門サイト『El Desmarque』は、「ゴールは挙げられなかったものの、あらゆる方法を試し、チームメイトの得点を手伝った。彼は欧州カップ戦(ELオモニア戦)で決定的だったが、今回も再びそれを示した」と綴った他、「タケは後半も『jotake(バスク語で、全力を出し切る、という意)』であり、疲れ知らずで多くの危険を生み出した」とも称賛して、採点ではこちらも最高タイの「8」を与えている。

構成●THE DIGEST編集部
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