ブライトンの地元メディアの評価を見ると、『Sussex Live』は10点満点の採点で及第点の「６」を与え、寸評では「後半開始時にエンシソに代わって投入されると、すぐにエンシソ以上に効果的なプレーを披露。しかし、数週間前のW杯で日本代表として主役を演じた彼でさえ、やや衰えたように見えた」と、良い点と悪い点の両方を挙げている。
  　一方、『Sussex World』は「カタールでドイツに惨劇をもたらした彼は、前めのサイドでプレーするたびに成長していく。出場してすぐに、相手にとっての脅威となったようだ」と賛辞を贈り、採点はチーム最高タイの「７」。対して、「５」と厳しかった日刊紙『The Argus』は「適切なタイミングで適切な選手が投入され、その強い意思も良かったが、彼が見せた以上のものを期待されていた」と、ネガティブに評した。

　アイルランドの全国紙『Irish Examiner』もこの試合を報じ、三笘に対しては及第点の「６」を与えているが、彼に言及する上で「W杯の英雄」と表現。他の多くのメディアでも「W杯で活躍した――」「W杯のスター」といった記述が見られ、また出場時のファンの拍手やコールの大きさなどからも、改めてカタールで彼が放ったインパクトの強さが窺えたものである。

構成●THE DIGEST編集部
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