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海外サッカー

「スピードと遊び心が輝きを放った!」上月壮一郎のブンデス初ゴールを独メディア称賛! W杯で名を上げたクロアチア代表DFを翻弄

THE DIGEST編集部

2023.01.26

 試合後、自身のSNSに得点場面の写真を公開するとともに、「ブンデスリーガでの初ゴール」と投稿した上月について、『RUHR24』は採点をチーム最高タイの「3.5」とし、「スピードと遊び心が輝きを放った。56分にはアリーナに歓喜が沸き、フライからのパスを受けた上月が1-4となるシュートを決めた。ロイヤルブルーの新星にとって、これがリーガでの初ゴールとなった」と綴っている。
 
 スポーツ専門誌『RevierSport』は、「ライプツィヒに大敗したシャルケからはあまり希望は感じられなかったが、例外は得点を挙げた上月だった」と報道。「相手DF2人の間で巧みに身体を回転させ、アウェーチームのゴールにシュートを沈めた」と得点場面を伝えた同メディアは、「真っ暗な中、地平線上に浮かんだ唯一の明るい兆し」と、日本人選手の存在を表現した。

 また、トーマス・レイス監督の「上月が数少ない輝かしい点のひとつだったので、そのパフォーマンスが(ゴールという形で)報われたことを嬉しく思う」とのコメントも紹介されたが、同メディアはさらに、昨年1月に京都サンガを退団してドイツに渡り、オーバーリーガのデューレンで11試合を戦った後、シャルケに加入した上月を、リザーブチームで指導したヤコブ・フィンペルの回想も綴っている。

「『ソウ』は、(トップチーム昇格に)長い時間を要した。チームには多くの選手がおり、満員状態だったからだ。長い間、トライアルの状態にあったが、彼には最初から余裕が感じられた。彼を際立たせているのは、その絶対的な決意、野心だ。もちろん、そのフットボールのスキルも。彼は決断力があり、自身の強みを知り、それを活かしてプレーできる。そして全く、屈託がない」

 一方、ニュースメディア『DER WESTEN』は、「大量失点(前半の4失点)を喫した後、サポーターはチャント、手拍子、旗振りを止め、シャルケのパフォーマンスに対する彼らの態度を明確にしたが、沈黙の時期は長く続かなかった。56分、短い時間ではあったが、上月が再びファンを目覚めさせた」と、こちらもどん底のチームにおいて、新加入の日本人選手が数少ないポジティブな要素であることを強調した。

構成●THE DIGEST編集部
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