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海外サッカー

「魔術師の役割を担った」「天才的なパス」久保建英、カンプ・ノウで躍動! 国王杯バルサ戦は敗北も現地メディアは軒並み高評価!

THE DIGEST編集部

2023.01.27

 バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、「非常に活発」な久保が「シルバ、メリノが不在の中、菱形の中盤の最も攻撃的なパートで、『偉大なカナリア』の魔術師の役割を担った」と報道。また、個別評価の記事においては、この日本人を最優秀選手に選定し、「サムライ」について以下のように寸評を綴っている。
 
「交代するまでホームチームの守備陣にとっての悪夢であり、疲労困憊となった日本人選手による、並外れたパフォーマンス。クロスバーを叩くシュートを放ち、セルロトに(決まっていれば)天才的なアシストとなるパスを贈り、ドリブルで常にマーカーを打ち負かした。彼は帰って来た」

 バスクの地元紙『noticias de Gipuzkoa』は、10点満点の採点で最高タイの「6」を久保に与えるとともに、こちらも最優秀選手に選定。「イマノル・アルグアシル監督は、信頼できるMFを多く擁していることを再確認した。彼は難しい状況の中で、シルバの役割を担いながら、前半にクロスバーを叩き、ハーフタイムの後にはセルロトにゴールのお膳立てをしてみせるなど、やれることを全てやった」と、寸評も賛辞に満ちていた。

 最後に、サッカー専門サイト『El Desmarque』での採点は、「8」のDFロビン・ル・ノルマンに次ぐチーム2番目タイとなる「7」だったが、寸評では「ソシエダのベストプレーヤー。前半にクロスバーを叩く惜しいシュートを放ち、セルロトのために好機を提供したが、ノルウェー人は無残にも外した。攻撃時のプレーは非常に鋭く、スピードに溢れていた。交代時には全てのエネルギーを使い切っていた」と、やはり終始ポジティブに綴られている。

構成●THE DIGEST編集部
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