個別評価ではそのプレーを「電撃的」と表現し、「右サイドから生み出した幾つかの明確なチャンスを活かすことができなかった。ペナルティエリアの端からの２本を含む多くのシュートで、３つの明確なチャンスを生み出して見る者を期待させた。彼のプレーには、ラ・レアルが必要とする爆発力と力強さがあった」と評した。
  　バスクの地元紙『noticias de Gipuzkoa』は、バジャドリーのパチェタ監督の「我々は、セルロト、久保、オジャルサバルが生み出すリスクを承知の上で、勇敢な試合を見せた」というコメントを紹介し、久保には10点満点の採点で「７」を与えてマン・オブ・ザ・マッチに選定し、以下のように寸評を綴っている。

「日本人選手による新たな素晴らしいプレーであり、唯一、ゴールというトドメだけが欠けていた。研磨中の宝石であり、彼自身も認めている通り、改善すべき点は多くある。それでも、彼は自らの力で４つのチャンスを創出。彼は常にチャンスを探し求めていた。今季最高の契約である」

　最後に、サッカー専門サイト『El Desmarque』は「活発さと閃きでバジャドリー守備陣に危険をもたらしたが、ゴールという報酬を取り損なった」と良い点と悪い点の両方を挙げるも、採点はチーム最高タイの「７」とした。

構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「偉大な頭脳」久保建英の古巣相手に見せつけた異彩に賛辞止まず！ マドリー復帰を願う声も「６か月で市場価値は倍増した」

【関連記事】「最も美しい」久保建英の無双の大活躍に地元メディアの賛辞止まず！ゴール前の“股抜き”にも注目「並外れたプレー」

【関連記事】「魔術師の役割を担った」「天才的なパス」久保建英、カンプ・ノウで躍動！