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海外サッカー

メッシ兄、「カタルーニャ人は裏切り者」「バルサはレオのおかげで有名になった」との暴言で物議…のちに謝罪も、影響を懸念する声も

THE DIGEST編集部

2023.02.10

 マティアス氏はメッシ家の次男で、三男リオネルの5つ年上の兄であり、現在は長男ロドリゴ氏とともに弟が設立した「レオ・メッシ財団」の運営に携わっているが、実業家としては安定した活動ができておらず、また以前には銃の不法所持による逮捕歴もある。また、SNSでもたびたびトラブルを起こしていると、アルゼンチンのニュースサイト『Infobae』は伝えている。
 
 この世間の反応を受け、彼はすぐに「SNSで喋ったことについて、疑念を晴らしたい。私はただ、息子や友人と冗談を言っていただけだ。バルサは偉大で歴史のあるクラブだと思っているし、彼らが我がファミリーやレオに多くのものを与えてくれた。我々にとって、カタルーニャは第二の故郷であり、それは誰もが知っている。バルサファンをはじめ、全ての人々にお詫びする」と、SNSを通して謝罪した。

 この件で、メッシ本人は現時点でなんのアクションも起こしていないが、『SPORT』紙によれば、彼に近しい関係者が「マティアスの意見は個人的なものであり、レオや彼の家族、他の親族や関係者の意見と一致するものではない」との声明を発している。

『EL NACIONAL.CAT』は「マティアス氏が直情的で口が軽い人物であることは知られている」と紹介し、今回の件もあまり重く捉える必要はないと指摘しているが、米国の大手経済誌『Forbes』は「メッシとバルサの再会を遠ざけているのは、何よりバルサの財政的制約だが、彼の兄弟による爆弾発言が、状況をさらに複雑なものとした」と指摘した。

 カタールW杯では、チームメイトらの礼や行儀を欠いた言動が次々に物議を醸すこととなったが、またも身内の“舌禍”に見舞われることとなったメッシ。バルサ退団のショックや悲しみ、そして当時のクラブ首脳陣への不満や怒りの大きさが招いた災難とも言えるが、今後のキャリアにおいて兄に足を引っ張られることにならなければいいが……。

構成●THE DIGEST編集部
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