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海外サッカー

「勤勉さと芸術性でベスト」旗手怜央、圧巻の技術&鮮烈2発に現地メディアは大絶賛! 「セルティックの真のキーマン」

THE DIGEST編集部

2023.02.20

 スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は「旗手は76分、ホームのファンを高揚させた。相手選手のひとりを欺いた後、次の選手を股抜きでかわしてマクレガーにパスを通すと、キャプテンをサポートして走り込み、ボールを拾って16ヤードの距離からゴール右隅に決めた」と報じ、「印象的な攻撃的MF」とも綴った。
 
 英国公共放送『BBC』は「旗手がアバディーンを叩きのめした」として、前述の指揮官からの賛辞を紹介。そして、「セルティックは傑出したパフォーマンスに事欠かないが、勤勉さと芸術性で、数ある選手の中でも旗手がベストだ」との理由で、この背番号41は最優秀に選定され、さらに視聴者による採点でも「8.49」の最高点でプレイヤー・オブ・ザ・マッチに輝いている。

 日刊紙『THE SCOTSMAN』は、「旗手は抑えきれない存在感を示して2ゴールを挙げた」「彼は“火炎放射器”を駆使して2つのゴールを奪った」と、彼の活躍ぶりを表現。一方、『THE SCOTTISH Sun』は採点でマクレガーと並ぶ「8」を与えるとともに、マン・オブ・ザ・マッチとして、以下のように寸評を記した。

「旗手の1点目は素晴らしく、2点目はさらに良かった。日本人MFのボールキープは素晴らしく、前方にパスを出した後に前に飛び出してボールを奪い、シュートをゴールネットに突き刺した。チームでベストのひとりとなりつつある選手による、今季最高のゴールのひとつである」

『SCOTTISH DAILY EXPRESS』紙は、「旗手とマクレガーは中盤を完全に支配したことで、アバディーンに深刻なダメージを与えることに成功した。特に旗手は、中盤で常にスペースのポケットを見つけたため、相手はそのカバーのために移動せざるを得なかった」と戦術面での成功を指摘し、「旗手の攻撃には威厳があり、日本人選手による2ゴールにはそれが反映された」と称賛している。

 最後に、「旗手が輝き、感銘を与えた」と綴ったグラスゴーの地元メディア『Glasgow Live』は、採点で単独最高の「9」をこの25歳に与え、寸評では「チームのプレー全体に大きく関わり続けた。開始13分でチームに2点目のリードを与える素晴らしいゴール。(26日に行なわれるリーグカップ決勝)レンジャーズ戦の“本命馬”だ。2点目ともに見事なフィニッシュ。セルティックの真のキーマンだ」と、最大級の賛辞を贈った。

構成●THE DIGEST編集部
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