また、同じく『MUNDO DEPORTIVO』は、この試合での久保を「無力」と表現し、「右サイドでの最初のプレーでは、いつも通りに相手を不安定化させる要素になると期待されたが、実際には何も起こらなかった。多くのものを持ってスタートし、明らかに何もないまま終了を迎えた。また、彼自身にもチャンスはなかった」と、厳しく評している。
 
　バスクの地元紙『noticias de Gipuzkoa』は、採点では最高がGKのアレックス・レミロで、それでも及第点に満たない「５」という厳しい評価をチーム全体に下しており、久保は「３」。寸評では「いつも通り活発な動きを見せるも、適切なプレーが足りず、ボールロストが続いた。彼らしくなく不機嫌で、不満をこぼし、抗議した。開始直後に決定機を迎えたが、右足でのキックはこれを活かせなかった」と、こちらもネガティブな内容に終始した。

　最後に、サッカー専門サイト『El Desmarque』は「前半の攻撃では、最も多くの仕掛けを見せたが、その決断が成功に結び付くことは少なかった。後半も元気はなく、73分に交代している」と、やはり寸評は辛口なものとなったが、こちらの採点ではチーム２番目タイとなる及第点の「６」が与えられている。

構成●THE DIGEST編集部
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