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海外サッカー

「英ベストパッサー10位」の三笘薫にビッグクラブの関心は上昇の一途。ブライトンは高額オファーに耐えきれるか?

THE DIGEST編集部

2023.03.24

1位:マルティン・ウーデゴー(アーセナル)
2位:ロドリ(マンチェスター・シティ)
3位:ケビン・デ・ブルイネ(マンC)
4位:グラニト・ジャカ(アーセナル)
5位:イルカイ・ギュンドアン(マンC)
6位:オレクサンドル・ジンチェンコ(アーセナル)
7位:アレクシス・マク・アリステル(ブライトン)
8位:ハリー・ケイン(トッテナム)
9位:ジャック・グリーリッシュ(マンC)
10位:三笘薫(ブライトン)
 
 このように、あらゆる見地からもその有能さが示されている三笘については、カタール・ワールドカップ以降は去就について様々な報道がなされ、現在はアーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、マンC、バイエルン、レアル・マドリーといったビッグクラブの名前が獲得候補として挙がっている。

 スポーツ専門サイト『sportskeeda』のように、「今季、国内リーグで衰退したマドリーは、エデン・アザールが首脳陣の要求を満たさなくなり、攻撃に深みのある強さを加える必要がある」「マンUはマーカス・ラッシュフォードが好調を維持しているが、アントニーやジェイドン・サンチョが印象を残せずにおり、三笘は理想的な左ウイングとして収まり、ラッシュフォードがセンターに移動する可能性がある」と、具体的に言及しているメディアも少なくない。

 これに対し、ブライトンのポール・バーバーCEOは、『The Beautiful Game Podcast』で「彼のプレーを見るのは非常にエキサイティングで、古き良きウィンガーを思い起こさせる。彼は次の移籍市場でスポットライトを浴びる選手のひとりだ。我々にはそれが理解できており、準備もできている」と語るも、「我々の願いは、彼がシーズン後半戦も素晴らしい活躍をすることだけだ」「我々は財政面で非常に恵まれており、生き残りのために選手の売却を迫られるようなクラブではない」と、この逸材を手放す気はなさそうだ。

 ただ、CEOの望み通りに三笘が活躍を続ければ、さらにライバルたちの札束攻勢は激しくなると思われ、これに「シーガルズ」がどれだけ耐えられるかも見ものとなるだろう。今後の三笘のプレー、移籍市場の動向など、残りシーズンで興味は増す一方である。

構成●THE DIGEST編集部
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