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海外サッカー

三笘薫はじめブライトン先発陣の移籍金総額はチェルシー加入MFの半分にも満たず! クラブ専門サイトが改めてコスパの良さを強調

THE DIGEST編集部

2023.04.07

 中盤の3選手は、パスカル・グロス(←インゴルシュタット)が300万ポンド(約5億円)、モイセス・カイセド(←インデペンディエンテ・デル・バジェ)が400万ポンド(約6億4000万円)、そしてアレクシス・マク・アリステル(←アルヘンティノス)が700万ポンド(約11億3000万円)の移籍金が発生したが、今やカイセドやマク・アリステルには十倍以上の価値がつき、カイセドはアーセナルからの7000万ポンド(約113億円)のオファーを蹴っている。
 
 攻撃トリオでは、ソリー・マーチがダンク同様にブライトンのアカデミー卒業生であり、CFのファーガソンはボヘミアンFCから60万ポンド(約1億円)、そして「信じられないほど素晴らしい選手で、プレミアリーグにおいて1シーズンで7ゴールを決めた最初の日本人選手である」(同メディア)三笘薫は、「わずか」270万ポンド(約4億3000万円)で川崎フロンターレから加入した。

 これら11人の移籍金合計額は5320万ポンド(約86億円)で、チェルシーがアルゼンチン代表MFのエンソ・フェルナンデス(←ベンフィカ)ひとりの獲得のために費やしたという1億700万ポンド(約172億円)の半分に満たない。同メディアも、この事実を引き合いに出して「アルビオン」の“コスパの良さ”を強調し、「他のクラブはブライトンから教訓を得るべきである」と主張して、すぐに大枚をはたいて選手を買い漁るライバルたちを皮肉ってもいる。

 ブライトンは昨夏にマルク・ククレジャを6200万ポンド(約100億円)、シーズン中にはレアンドロ・トロサールをアーセナルに2700万ポンド(約43億5000万円)で売却して大きな利益を得ており、さらに前述の通りカイセド、マク・アリステルには7000万ポンドの評価額がつき、三笘にも3500万ポンド(約56億円)以上が動くといわれる移籍の噂が流れるなど、まさにサッカー界の“錬金術”を実現させているが、その価値がどこまで上昇するかが非常に興味深い。

構成●THE DIGEST編集部
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