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日本代表

「ブライトンが時代を先取り」三笘薫、リバウドやシアラーとともに英紙選定の「セルティックを断った11人」に名を連ねる

THE DIGEST編集部

2023.04.21

「世界最強のリーグで、世界最高の選手と一緒にプレーし、世界最高の選手と対戦したい」という本人の願望によって、オファーを断られた古豪だが、英国の『Daily Record』紙は、セルティックはその歴史において、「ヘンリク・ラーションからフィルジル・ファン・ダイクまで、正真正銘のスーパースターには事欠かなかった」と指摘している。

 一方で同紙は「取り逃がしたビッグネームも多々いる」として、過去に交渉がまとまらなかった選手の「ベスト11」を以下のように発表した。
 
GK:ブラッド・フリーデル(アメリカ/1993年)
DF:シェイマス・コールマン(アイルランド/2009年)
DF:ソル・キャンベル(イングランド/2010年)
DF:ウェイン・ブリッジ(イングランド/2009年)
MF:イバン・デ・ラ・ペーニャ(スペイン/2004年)
MF:ダビド・ジノラ(フランス/1990年代)
MF:三笘薫(日本/2021年)
MF:リバウド(ブラジル/2004年)
FW:アイバン・トニー(イングランド/2020年)
FW:アラン・シアラー(イングランド/2000年)
FW:オリビエ・ジルー(フランス/2010年)
※括弧内は国籍とセルティックが獲得を狙った年

 また、この11人以外にもアルフレド・ディ・ステファノ(アルゼンチン/スペイン)、アレッサンドロ・デル・ピエロ(イタリア)、ダミアン・ダフ(アイルランド)、ディディエ・ドログバ(コートジボワール)といったレジェンドが「サブ」として挙げられている。

 同メディアは、三笘について「ブライトンのウイング・キングはスリリングなタレントであり、ポステコグルー監督は、三笘が初期のセルティックのヒットリストに載っていたことを認めた。しかし、プレミアリーグの“新興”クラブは時代を先取りし、勝利した。三笘はグラスゴーからの関心に「光栄に思った」ものの、プレミアリーグで成功するチャンスを断ることはできなかったと認めている」と寸評を綴っている。

 セルティックでは現在、古橋享梧がスコットランド・プレミアシップの得点ランキング首位を走るなどの大活躍で絶大な存在感を示しているほか、前田大然、旗手怜央も不可欠な存在となっており、さらに小林友希、岩田智輝(横浜F・マリノスからのレンタル)も出場した試合では高評価を得るなど、「日本人天国」となっている。

 もし、三笘が古橋とともにセルティックに加入していたら、そのキャリアはどのように変化していたのか。それも興味深いところだ。

構成●THE DIGEST編集部

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