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海外サッカー

「創造性豊かな天才がホワイトを料理」アーセナルに引導を渡す三笘薫の躍動に現地メディアは最高評価も!「絶対的な凄腕」

THE DIGEST編集部

2023.05.16

 一方、『Daily Mail』紙は前半、中盤で三笘が頭でボールをコントロールしようとしたところに、アーセナルのガブリエウ・マルチネッリが“体当たり”して激しく倒したプレーに対して「別の試合で、別のスタジアムで、別の審判が裁いたのなら、レッドカードが提示されたかもしれない」と綴り、悪質なものだったと断定した。
 
 三笘のパフォーマンスについては、「左サイドで哀れなホワイトを苦しめた」「ホワイトをさらに“美しい罠”に引きずり込み、さらなる攻撃を仕掛けた」と記述。また10点満点の採点では、チーム3番目の「7.5」を与えたが、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』はチーム最高タイの「8」とし、英国公共放送『BBC』の視聴者による採点は「7.93」でチーム2番目という高評価となった。

 サッカー専門サイト『90min』も採点はチーム2番目の「7」で、「彼の素晴らしい仕事のほとんどは、実際は守備面で行なわれた」との見解を示し、データ専門サイト『Squawka』は「プレミアリーグは、エキサイティングなウィンガーがあまりいないが、三笘の輝きはこの対決において随所に発揮された」と寸評を綴り、「8」の高採点を与えている(こちらもチーム2番目)。

 ブライトンの地元メディアでは、日刊紙『The Argus』がチーム3番目の採点「8」で、「右サイドで試合をスタートし、ファンはトロサールに対する追跡を楽しんだ。そして、得意の左サイドに移ると、本当のカオスを引き起こし、ホワイトを意のままに抜き去り、同時にエストゥピニャンのオーバーラップを意識していた」とポジティブに評した。

 同じく採点「8」ながらも、こちらはチーム最高とした『Sussex Express』は、「絶対的な凄腕。ホワイトは日本からやって来た俊足のドリブルの魔術師に完敗したことで、今夜は悪夢を見ることになるだろう。先制点の場面では、ボールをキープして溜めを創るという重要な役割を果たした。いつも通りに能力を発揮した」と、寸評は多くの賛辞で構成されている。

 最後に『Sussex Live』は、「右サイドでスタートし、途中でポジションを得意の左サイドに変更されると、すぐにドリブルの能力により、ホワイトにとっての問題を引き起こした。幾度か、自陣に戻って守備での重要な仕事も果たしている。タイムリーな復調だった」と称賛し、こちらも採点はチーム最高タイとなる「8」とした。

構成●THE DIGEST編集部
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